ナイフとフォーク 合格 クラッカー キスマーク 恋の矢 ラブラブ!

 今から30年以上も前に浪人覚悟しながらも最後の最後で合格した某外国語大(今は統合されてしまいその名称は残っていません)、フランス語学科で何とまぁ!仏文学に没頭した《ひかり》ですが、フランス語で特に好きな言葉があります。 それが《Rendez-vous》=出会いという意味、その私が好きなフランス語を冠した予約の取りにくい本格派ビストロが南森町にあります。
 いつも予約が取れなかったけど、今日はちょっと嬉しいことがあってそれならばと!電話してみると2席確保出来たので奥方と行ってきました。

「ランデヴー・デザミ(Rendez-vous des amis)=大阪市北区西天満5-10-16 植月ビル1F=さんでのコスパ抜群のフレンチビストロの真髄をいただいてきました。

   
   
 ディナーはすべてアラカルトです。 手書きのメニューが何とも『ビストロ』、どちらかというとお肉のメニューが多い感じです。 そして注文はこのようにお客が書き込むシステム。
これ、かなり新鮮で面白い方法だと思いました。

   
 ↑ お酒を飲めないので食前のドリンクはブラッドオレンジジュース(ひかり)と生ぶどうジュース(マダムひかり)で食欲増進を図ります。

 
 ↑ 本日のアミューズ。 サーディンのパテ。

   
 ↑ 前菜その1 : 鴨とオレンジ、ロティのサラダ仕立て。 肉厚の鴨肉ステーキがいろんな種類の生野菜と共にいただきます。 生オレンジは鴨肉に良く合います。
かなりのボリュームがあるサラダです。

   
 ↑ 前菜その2 : フォアグラのソテーと焼きリゾット、温泉卵添え。
もう当然の如く、メニューを見た瞬間、マダムの視線はフォアグラショーへ。 これは注文するやろなぁと思っていたらバッチリ的中しました。 トロけるようなフォアグラショーに温泉卵を絡めていただきます。
焼きリゾットにも温泉卵を絡めて・・・、あははっ、至極の一品です。

   
 ↑ メイン : 長崎産真鯛の黄爵イモ包み焼き 松茸添え、アンチョビソース。
前菜1、2とも肉系だったのでメインはお魚。 サービスされたときのこの眺めは圧巻でした。
お皿の全面を黄爵イモのソテーに覆われていて、その中からたっぷりの松茸に覆われた真鯛の大きな切り身が現れます。 アンチョビとベーコンがベースのソースは塩味が加減よくアッサリと、でもボリューミーにいただける一皿でした。

   
 ↑ デザートは、(マダムひかり)が栗のババ+バニラアイスクリーム、(ひかり)が木の実と栗がたっぷり入ったタルト、洋梨とバニラアイスクリーム添え。
 完璧な大人のスイーツです、こんなに落ち着いたシックなデザートは他ではあまり出会ったことがありません。

 とにかくポーションの大きさが中途半端では無いくらいでボリュームたっぷりの一皿ですので、2名で前菜2皿、メイン1皿で十分過ぎるくらいです。
 テーブルクロスがしつらえられていない気軽な雰囲気は本場のビストロそのもの。
でも飛びっきりのウマい料理を提供してくれます。 厨房はシェフお一人で大奮闘。
金曜日の夜、20席ほどの店内は予約などで満席でした。
こちらのお店のランチメニューがまたすごいサプライズだそうです。一度、ランチタイムにも行ってみたいと思いますね。
 上の注文にエスプレッソで12,000円程度!、驚きの価格設定、そしてこのお味、ボリューム、いやーー、これはさすがに予約が取りにくいお店だわーーーと納得してしまいます。