




昨年秋に宝塚バウホールで2回観劇した専科公演「第二章」。
出演者たったの4人だけ、舞台セットは最初から最後まで全く同一、《歌劇団》なのに劇中歌は一切無しのセリフオンリー、そして派手な場面など全く無いいわばシックなお芝居・・・と「ベルばらヅカ専科」の《ひかりRail☆。》からすれば全く異質の公演だったが、1回観劇してこれは何とも云えない優しい、心の中からほんわかと暖かくなって・・・、そしてラストの歌謡ショーのおまけ付きということ全てに感激して2回も見てしまいました。
そして今回はバウホールでの評判が良かったのか東京特別公演があるということで本日、早朝空路で東京遠征して、11時公演と15時公演のW観劇を敢行してきました。






公演開場は日本青年館大ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町)、JR総武線・信濃町駅から徒歩10分。 国立競技場や明治神宮野球場の近くにあります、が、とにかく駅から遠い(徒歩10分と謳っているけどどうかな??)、分かりにくい・・・私のような初めての田舎モンにはかなり行き着くのに苦労しました。
そしてこの日本青年館、とにかく古い、汚い、設備はショボい・・とこれは早く建て直ししないとこの料金設定(S席7,800円)でバウホールやシアタードラマシティなどと比べると思いっきり見劣りがしてしまいます。
椅子の幅も狭いし、座面も硬いのでW観劇していたらお尻が痛くなってきましたよーー。
ロビーも狭いし、トイレも少ない、男性用なんか2階にしかないので便利悪い・・。





《観劇データ》
① 2014年5月16日(金) 11時公演 @ 日本青年館大ホール
第一幕 : 11:00-11:55、 第二幕 : 12:20-13:25
座席 : S席1階 K列 一桁番台
② 2014年5月16日(金) 15時公演 @ 日本青年館大ホール
第一幕 : 15:00-15:55、 第二幕 : 16:20-17:25
座席 : S席1階 M列 一桁番台
すでに昨年ではあるけど2回観劇していてお芝居の見所、笑い所・・・などはほぼ100%把握していましたが、やっぱり何回見ても飽きの来ないジワッとくる温かみ豊かなお芝居はホントに素晴らしいと思います。 轟理事さんのレットバトラーとは異なった中年男性像、英真なおきさん(じゅんこさん)のコミカルで活動的な男性(おっさん)像、ねね様の悩めるバツイチ女像、そしてキャピキャピの若奥様像を演じるわかばちゃん・・・、4人が4人とも強烈な個性を発揮していてほんわかとした気分に浸れます。 W観劇の2回目でも飽きること無く新鮮な気分で楽しめました。
適度なアドリブが散りばめられているのも楽しいです。
そして・・・何と言っても私はこれを見たくてわざわざ東京までやって来たんやーーーというべき「歌謡ショー」。
バウホールの時は最後部ドアから登場したじゅんこさんにわかばちゃんだったけど、今回は客席中央通路下手から登場、やっぱりあの谷村新司+小川知子のデュエット曲が珠玉の名場面です。
じゅんこさんの歌唱力が抜群、そしてわかばちゃんもバウの時より格段に歌唱力アップしていました。 もちろんねね様のポップなお姿も良かったですよー。
ほんわか気分に浸れるこの「第二章」は間違い無く《ひかりRail☆。》の中ではお気に入りのお芝居としてずっと残していくことになると思います。