演劇恋の矢ラブラブ音譜クラッカー

 とうとうこの日(5月11日)がやって来ました。
花組・トップスターの蘭寿とむさんのタカラヅカ最後の日。
まだまだヅカ経験1年の《ひかりRail☆。》ですが、花組・蘭寿とむさんの公演は12回(全33回中)観劇していて『男役の中の男役』という雰囲気がすごく気に入っていて、この退団も惜しくて惜しくて仕方がありません。

 蘭とむさんの最後の日の公演・「東京宝塚劇場・花組公演千秋楽・蘭寿とむラストディ・ライブ中継」を見てきました。

   
 ↑ ダメ元で申し込んだこのライブ中継のチケットが当選しました。

   
 ↑ TOHOシネマズなんば・スクリーン2(定員535人)はこの映画館で最大の箱です。

   
 ↑ こんな感じでスクリーンに東京宝塚劇場の模様が映し出されます。
《メリット》
・ 劇場の複数台のカメラが追いかけるのでアップ映像、蘭寿とむさんの動きをしっかりと追いかけてくれる。
・ 細かなデティールまではっきりと掴める
・ スカステを大きな画面でみている感覚
・ 音響効果が良いので息づかいまで聞こえる
《デメリット》
・ 臨場感はあるけど、やっぱり『その場』にいないという事実
・ 拍手、手拍子をしても何だか虚しさを感じる

 初体験のライブビューイングでしたが、私的には合格点です。しかしホンマもんのB席(3,500円)とこれ(4,600円)のどちらかのチケットを譲ってあげる、と言われれば200%間違いなくB席を選びますね。

 千秋楽の模様については他のブロガーさんがレポされると思いますので、《ひかり》風気づいたところなどを・・・。
《お芝居・ラストタイクーン》
・ 蘭とむさんの表情が最初から最後まで、見るからに《思いっきり舞台を楽しむ》というオーラが出まくっていました。
・ 蘭はなちゃんのお歌、今日も合格でした。
・ DV男・だいもんの机をひっくり返すところ、最後だから今まで以上の迫力で蹴散らかしていました。
・ ラストの飛行機事故で亡くなったニュースを聞いた蘭はなちゃんの目から一筋の涙が。
感極まったのでしょうね。
・ 最後の蘭とむさんの白スーツ、もうあの場面は涙で見にくかった・・・。
《ショー・TAKARAZUKA∞夢眩》
・ 私の大好きな「MUGEN TOURS」で、出演者が蘭寿さんの顔写真を付けて登場。小物類(トランク)にも顔写真が付いていました。
・ 真っ赤なアフロ姿の蘭とむさんが「MUGEN TOURS」に乱入、大暴れしてました。
・ 「MUGEN DIAMANTE」、これまで観劇したよりも蘭とむさんのテンションの上がり方が激しく、ホントにラテンが似合う熱い男っていう感じが強かったです。
・ 黒燕尾、もう涙でしっかりと見ることが出来ず残念でした。
《サヨナラショー》
・ 宝塚大劇場とほぼ同じ構成でした。
・ 蘭とむさんが「やりたかったこと」が分かったような気がしました。
「Mr.Swing」の赤スーツに山高帽、あのシーンは絶対に外したくなかったんだろうな、って。
・ 蘭とむさんの萌え(燃え)方は、大劇場>>>東京でした。特にラスト。
《最後のご挨拶》
・ 専科に移動する、まりんさんとみつるクンの挨拶は感動的でした。
・ よっち(月央和沙)の挨拶が彼女の性格をしっかりと出ているようで暖かかったです。
・ 蘭とむさん、ほんとにタカラヅカが心の底から身体全体から好きなんだなぁ・・・と。
今回は袴姿でしたが、出来れば黒燕尾で登場して貰えるのを期待していました。

 《ひかりRail☆。》としては、5月1日に最後の生舞台を東京で見たしということもあって、今回は全くのラッキーな拾いモノの感覚でした。 そして大劇場の前楽を見終わった時の脱力感、燃え尽き感を今日はそれほど感じなかったです。 でもトップスターの退団ってこんなものなのか!という経験が出来たことは非常に大切にしたいですね。