演劇ラブラブ音譜合格クラッカー

 3月16日の11時公演で《My 楽》となるはずだったが・・・。

早朝自宅を出て大劇場に向かい『当日券』をゲットすべく頑張ったが、私も息子も敢え無く撃沈、もうチャンスは無いと腹をくくっていたが、奥さんから超サプライズ朗報が公演終了間際にLINEで飛び込んできた。
相当、ご奮闘いただいた結果、
花組公演「ラストタイクーン+TAKARAZUKA∞夢眩」《サヨナラショー付き》の前楽チケットを確保してくれたとのこと。 
更にもう一枚・・・とご奮闘いただいたが結果的にダメで、息子は後ろ髪を引かれる思いで大劇場を後にすることになってしまった。

 さすがにダブルヘッダーで同公演を2連続、いや正確に言えば昨日(15日・15時公演)から3連続観劇は初めての経験である。 昨年、バウホールと大劇場を掛け持ちしたことがあったけど。

   
   
《観劇データ》
2014年3月16日(日) 15:00公演 @宝塚大劇場
第一幕:15:00-16:35、 第二幕:17:05-18:00、 終了後「サヨナラショー」
(座席) B席 2階 11列一桁番台

 もともとこの座席は奥さんが以前に確保していたものであるが、お気に入りの2階席、B席云々で文句を言うとバチが当でぇ・・・、何せ「サヨナラショー」付きなんやから、と釘を刺されましたです。 もちろん見れるだけで有り難いことですわーー。

   
 見慣れた『宝 塚  夢 眩』もこれが見納めか!!

 11時公演で大失態したハンカチ無しでの観劇の反省は思いっきり活用させていただきました。
お芝居が始まってもうすぐにあちらこちらからすすり声が・・・、蘭とむさんの格好良すぎるスーツ姿の《モンロースター》もこれで見納めか!と思うと瞬きをする時間も惜しいくらいでした。
さすがに6回目、しかも3連続観劇ともなるとどこにどの見せ場があるかはほとんど分かっているし、ここでオペラを使うんや!というのがオートマチックに反応してくれる。
涙腺が緩むところまでしっかりと身体が覚えていてくれている。
 そして・・・誠に申し訳ございませんが・・・、
これまでショーであまり魅力を感じなかった『銀狼』、最後の最後でこんなに素晴らしかったのか!と大いに後悔してしまった。 蘭とむさんはもちろん、みりおさんの紫の長髪姿、そして何よりも組長の厳ついダンス・・・、もっともっと早くこの『銀狼』の魅力をしっかりと理解すべきでした。

 前楽公演は、①白衣装が目立ったこと、②拍手、手拍子がこれまでのいずれの公演よりも確実に大きい・・・、こんなところか。

《サヨナラショー》
 通常の公演が終了して、幕は一旦降ります。
そして組長がフィナーレの衣装のままで登場、準備が出来るまでの間、蘭寿とむさんのこれまでの出演作が映し出され、いろんなエピソードを語ってくれました。
「おにぎり」エピソードは確かに蘭とむさんの人柄をしっかりと表れていてホッとする気分。
そして幕が開き、「サヨナラショー」がスタート。 
おおきな「Tom Ranju」のネオンサインが飾られ、とむさんがソロで登場。
以降、花組生も全員が参加して、「CONGA」「愛と革命の詩」「Mr.Swing」・・・などの蘭とむさんがお気に入りの曲が次々に披露される、約12曲くらいだったか。
みりおさんが蘭とむさんに真っ赤なバラの花束を手渡し、バラの花を客席に贈る蘭とむさん・・・、SS席だったら確実にバラを受け取ることができたのにーーー。

カーテンコール3回、バラード曲で涙を誘い、でも最後は「しっとりとした終わり方はしないよーーー」と賑やかにダンスナンバーで幕が降りました。
終了は19時ちょっと前、約45分間くらいの大サービス。

 初めての経験のトップスターの退団に伴う「サヨナラショー」、これはプライスレスな値打ちものである。
ただ非常に残念・悔しいことは蘭寿とむさんが歩んできたタカラヅカの歴史の中で私が知っている時期はほんの少しだけ、だからサヨナラショーの楽曲を知らないモノがあった。
ホントに残念である。

これで《ひかりRail☆。楽》である。 東京公演はあるが私的には燃え尽きてしまった感がある。