

今年の6月に《新作》が発表された、『あの』バトンドール(Baton d'Or)。
今回の《新作》は従来のポッキータイプでは無く、プリッツタイプだということでいずれは試してみないと、と思っていたが相変わらずの待ち時間にもう少し時期をずらした方が良さそうと考えていた。
今日はたまたま所用でなんば方面へ出かけて、所用を済ますとランチのゴールデンタイム、この時間はどこのお店も混雑しているのは必至だ。何気なくGoogleで『バトンドール 待ち時間』で検索してみた。
すると、驚くべき《ひかりRail☆。》のアメブロがトップで出てくるではないか!!


↑ まさに《ひかりRail☆。》がアメブロで5月に綴ったバトンドール。
クリックすると、わたしの記事ページへ飛んでいった!!
そうそう、一度近くだし高島屋へ立ち寄ってみようと思いついた。
=なんば・高島屋のバトンドール・ショップ、相変わらず金色一色の豪勢なコーナー=



ポッキーの豪華版・バトンドールが売られていた時と同じ金色のショップだが、並んでいる商品は明らかに『新作』になっていた。
=早速全5種類を一つずつ買い求めてみました=




1箱全て税込み481円とポッキー版と同価格。ただし、チョココーティングが無い分、6本入り袋が6袋で1箱なので、1本の単価は《新作》の方が安い。
シュガーバター、シナモンシュガー、メイプルシュガー、ストロベリーシュガーに抹茶シュガーの5種類。
箱は緩い曲線を使ったお洒落で角張った普通のプリッツとは全く異質のもの。
これなら堂々とお土産にできる風格と値打ちがある。
=シナモンシュガーを味見してみました=


このように箱の中に6本ずつ収められた袋に入っていて、そんなに簡単に食べちゃダメよ、的なオーラが出ている。
しかし・・・、《従来型》のバトンドールと違うな、と思ったのは袋を開けた瞬間、香ばしいバターの香りがふっと嗅覚を刺激する。
プリッツとは比べものにならないくらい、太い食べ応えある『金の棒』である。
《従来型》には少なからずとも期待を裏切られた、わたしも息子もこれはウマ~いなぁ、美味しいコーヒーに良く合うなぁ・・・と評価は一気に急上昇した。
肝心なこと、今日は12時過ぎにショップに行ったが待ち時間はほとんど無し。(たまたまかも知れないけど)
前回のように進物用とかややこしい買い方をするお客さんが少なかったことや、店員さんが3名体制になっていた(前回は2名)ことなどが大きな要因かも知れない。
そしてわたしの後ろに並んだご夫婦の会話が『バトンドールとは?』を象徴しているようで思わず微笑んでしまった。
奥様の方は、『バトンドールとは何か?』をご存じだったようだが、ご主人は恐らくどこかの高級洋菓子店の製品と思われていたよう。 しかし置いてあるパンフを手に取るとすぐさま、
「なんや、江崎グリコかい・・」
ご主人にとっては『バトンドール』のイメージが一気に「ポッキー、プリッツ」に変わってしまった瞬間だったようなセリフだ。
『金の棒=Baton D'or』のこの新作、これは以前のような失礼な表現は出来ないくらいの仕上がりになっている。 『されどプリッツ』ではなく、これは『バトンドール』である。