


約1ヶ月ぶりの更新

さて、9月の『シルバーウイーク』とも言える連休を利用して急に思い立って「鯛を食べに」広島県・鞆の浦へ日帰り温泉+食いしん坊旅に行ってきた。
JRの駅プランと名付けられたツアーは往復のJRと旅館での昼食+温泉をゆっくりと楽しめて10,000円くらいの手頃なお値段設定が魅力だ。今回は山陰への「かに」にしようか鞆の浦の「鯛」にしようかと迷ったが、現地でゆっくりできる+「かに」はまだ季節的に?、ということで後者に決めた。




鞆の浦へは山陽新幹線で福山駅まで行ってそこからホテルの送迎バスで30分くらい。
「駅プラン」の値段設定は一番乗車客が少ないであろう列車を指定されるところにある。
往路は名古屋発広島行き「ひかり495号」のみの利用だ。この列車は名古屋から岡山まで各駅停車タイプだが、使用される車両はN-700系。しかも東海道・山陽新幹線では貴重な存在となった「ひかり」だ。
それにしてもN-700系車両の快適さは特筆モノで新幹線に乗るならN-700系でないと何だか損をしたような気になってしまう。
特に喫煙者に嬉しいのが息抜きもできる喫煙ルーム。わたし自身、喫煙車両はあまり好まないタイプなのでこういった小部屋はとにかく助かる。
座席のピッチもゆったりだし、N-700系は現時点での新幹線車両の最高傑作だろう。


新大阪から約1時間20分で福山駅に到着。駅に隣接した福山城が出迎えてくれる。
意外だったのが、この名古屋発広島行き「ひかり」。ガラガラの状態だろうと思っていたが予想に反して指定席は満席!、連休の中日だが私たちのような日帰りや1泊旅行者の利用が多いのだろう。
また車両のほとんどが女性グループというのも特徴。 「女性に嫌われたらダメ」、旅行もそんな漢字なのだろう。




ツアーの昼食+温泉は鞆の浦の「ホテル鷗風亭」。 福山駅から送迎バスで30分。穏やかな瀬戸内の海岸に立つホテル。 ロビーからは瀬戸内の島々を眺めることが出来る。
無料ドリンク券でラウンジで一休み・・・。







海が一望できる露天風呂で汗を流してサッパリとした気分で「鯛づくし」の昼食をいただく。
テーブルのところ狭しと並べられた数々・・・、どれから箸をつけようか?と迷ってしまう。
刺身の歯ごたえが抜群でいつも買っている刺身っていったい何なんだろう?って思ってしまうほど。
水揚げされたばかりの魚はこんなにコリコリの食感!
これの他にお替わりOKの鯛飯とデザートも付いてくる。 鯛飯は何とかお替わりしたが、食べ盛りの息子も「もう今日の晩ご飯はいらんわ!」と叫ぶくらいのボリューム感。
昼食後、福山駅から在来線で尾道へ行き、坂の街を観光する・・・《Part 2に続く》