ドキドキナイフとフォークドキドキ
 ここのところの猛暑晴れにはうんざりの状態だ。特に今年はどこもかしこも節電の風潮があって通勤電車でも冷房を高い目に設定したり、オフィスも28℃厳守!!、何かしらちょっとやり過ぎ!的な気もする。
 でもなぁ・・・、「節電、節電・・・」と叫び続けている肝心の肥後橋にある○西電力の大きな立派なビルを眺めていると、あのビルの中はもしやしてギンギンにエアコンを効かしているんと違うか?なんていう疑惑すら感じてしまうのはわたしだけだろうか?
ひつこいくらいに「でんき予報」なんて発信している本家本元が率先して節電・エアコン28℃厳守なんてやっているのか?、なんて考えてしまう。むかっ

 まあこんなことを言ってもはじまらないので、こんな猛暑の中、わざわざ足を運んでも絶対に裏切らない超お勧めのランチ・大阪天満橋の「Usakichi」(中央区釣鐘町1-4-3)。
地下鉄谷町線・天満橋駅から徒歩3分のちょっと奥まったところにある洒落たフレンチレストラン(ビストロという表現の方がピッタリかも)、ここは谷町4丁目にある「Kamekichi」の姉妹店である。
まさに、「ウサギとカメ」、なかなかユニークな命名ではあるけど、中身はどっこい、もの凄く真面目な正統派フレンチ、と言ってもクラシカルなバタ臭いフレンチではなく現代風のお洒落なフレンチだ。

  Japanese常在日記  Japanese常在日記
  ↑左 : 白とグレーのモノトーンのお洒落な外観。ちょっとばかり目立たない気もするがさりげない雰囲気が好感度抜群だ。 谷町線・天満橋駅からもほど近く、猛暑でもそんなにグッタリするほどの距離ではない
  ↑右 : ランチコースの始まりは、冷製スープ(この日はカリフラワーベース)。とってもあっさり、でも味は濃厚で暑い日のDejeunerにはピッタリ。暖かいふんわりとしたフォカッチャと共にいただく。

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  ↑左 : ランチコースのメイン・茶美豚のロースト・ノルマンディ風ソース。
ブランド豚を軽くローストされたものにリンゴがたっぷり入ったソースとの相性が抜群。
ここのシェフは「豚肉料理」が得意中の得意だそうだ。
程よく塩味が効いていてこれも夏を乗り越える一品としてはピッタリ。サイドのポテトピューレにソースを絡めて食べるのもなかなか良い。
  ↑右 : ランチコースに付いてくるドリンク。やっぱりエスプレッソだ。ここのエスプレッソもちゃんとした製法で抽出された本格的な濃厚なもの。これで合格合格

 これで1,000円!!、まさに究極のコストパフォーマンスを誇る超お勧めのランチだ。
「ピアノ・ピアーノ」のイタリアンランチもドリンクを付けて1,000円だったがどちらも双璧。
どっちにする?って聞かれても間違いなく迷ってしまい、どちらも!!、が100人中100人の答えだろう。
 ランチタイムはこの破格の1,000円のコースの他、前菜・魚・肉のフルランチコース2,800円もある。
またここはTo Goが出来るデリカもあって、キッシュロレーヌとか懐かしいフレンチの逸品も揃っている。

 忙しい毎日&猛暑だが、このような絶品格安のDejeunerを味わって熱中症なんか吹っ飛ばして過ごしたいモノだ。