


8月に入ってようやく本格的な猛暑に見舞われる毎日である。
でも気がつけばもう夏の甲子園

最近、毎日が結構忙しくてこちらへの書込Upも久しぶりになってしまった。
話題は少しずつではあるがキープしている状態なのだが、なかなか時間が無くって・・・とそういう感じだ。
さて・・・、大阪肥後橋の「Piano Piano(ピアノ・ピアーノ)」と言えばイタリアンの老舗であるがこれまで全く味わう機会がなかった。
こういったお店はこれまでの経験から《偶然》に出会うモノである、とわたしは思う。
北浜の《トゥルトゥーガ》にしてもそうだったように、である。
先日、所用でランチ時に出かけないといけないことになって同行した者が、
「お昼はお客さんの近くのイタリアンに行きますか?」
ということになった。
その時は、彼には申し訳ないけど『どうせ、イタリアンと言ってもスパゲッティナポリタン程度のイタリアン・・・だろう』と直感したのだ。
北浜のオフィスから炎天下を歩くこと、約15分、ようやくその彼が言った「イタリアン」に到着した。
そこで「あっ」と反応したのは当然のことだ。
何せ、あのイタリアンの老舗「ピアノ・ピアーノ」だったからだ。


↑左 : 四つ橋筋から一本東の通りのビルの一階にある、「ピアノ・ピアーノ」。
通りからガラス張りのコンテンポラリーな外観がとってもお洒落だ。
お昼時は店内は満席。 近くのOLとかで大賑わい。こういうお店に「男3人で」というのはちょっとアンバランスかも知れない。
↑右 : 手際よく供される「前菜盛り合わせ」。 でもさすがの老舗名店だから一切手抜きは無し。


↑左 : 《ランチAコース》は前菜とメインの「菜園パスタ」。タップリの野菜とベーコンが塩味のアクセント、トマトソースもコクと甘味があってアルダンテの細めのパスタに絡んで美味しい。
↑右 : 200円のエキストラで本格的なエスプレッソが味わえる。美味しいイタリアンランチの〆にはエスプレッソが欠かせない。
なんと!、このランチAコースは800円(エスプレッソを頼んで1,000円)。
これはもう1週間に1度は通ってみたくなる絶品のお勧めランチと言っても過言じゃない。
ずっと昔にあらゆるグルメ誌で紹介された靱公園近くのイタリアン。とにかく予約を取るのにも大変だった。そして期待を膨らませて・・・、だったが、供される料理の貧祖なことにガッカリ!
周りは王手をかけるカップルばかり・・・、こういう境遇の人たちには料理の質・内容なんてどうでもいいのだろう、が、私たちはそういう時期はとっくの昔話で純粋に美味しいものを、と期待して行ったのだが、その落胆は大きかった。
そういった雑誌等で「絶賛」を浴びたレストランとは比べるのも申し訳ないくらいの老舗の実力が「ピアノ・ピアーノ」には間違いなくある。 絶対に落胆させない超お勧めのお店だ。