ドキドキ電車ラブラブ
 最近大阪市営地下鉄車内のドア上の広告に南海「天空」の広告が目立つ。
そうだ!「思い立ったが吉日」ということで土曜日に是非乗車してみたかった「天空」に乗車しようと金曜日に「天空予約センター」に電話を入れてみた。
 橋本-極楽橋間を1日に2往復している臨時列車扱いの「天空」。橋本発の1号はすでに指定券が完売だったので戻りの極楽橋発2号(12:04発)の予約を行った。

 「天空」の指定券は前日までに予約をしておいて当日列車出発の20分前に専用の窓口で手に入れることになっているのだが極楽橋駅では発券出来ずに高野山駅まで行かねばならない。
今回は「天空」に乗車するのが目的だが決まり事なんで仕方がない。

 このような事情だったので、天下茶屋駅10:05発の特急「こうや5号」で向かうことにした。
極楽橋でケーブルカーに乗り換えて高野山着が11:32、下りのケーブルカーが11:48発、なので当然のことながら金剛峯寺などの高野山山内へは行く余裕がない。
まさにトンボ返りのパターンだ。
 「天空予約センター」の担当にその旨を伝えると丁重にお礼を言っていただいた。
まさにこのような「天空」に乗車したいために高野山までわざわざ運賃+特急券+指定券を払う人は最良のお客さんなのだろうニコニコ

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  ↑右 : 極楽橋行「こうや5号」の1号車(タバコ車) 喫煙車両は人気がないのだろうか?、乗客はまばらだった。
1号車は先頭車両なので展望車風の前面眺望を楽しめる。
2号車~4号車の禁煙車両はかなり座席が埋まっていたようだ。

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  ↑左 : 左側が乗車してきた「こうや5号」、右側は11:26発難波行「こうや4号」、いずれも30000系が運用されていた。
  ↑右 : 極楽橋駅のケーブル駅への通路。新緑が雨に打たれて更に鮮やか。

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  ↑ 高野山駅。「登録有形文化財」になっているレトロな駅舎。
山内巡りはバスを乗り継ぐ。今回は残念ながら時間が無かった。「こうや号」→「ケーブルカー」を乗り継いできたお客はわたしを除いて全てバスで金剛峯寺や奥の院へ向かっていった。
 「天空」に乗車することが目的、かつ極楽橋では「天空」の指定券が手に入らないので高野山まで上がってきたのだが、15分程でトンボ返り・・・、なんだか惜しい気がする。

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  ↑ 駅前にはバスターミナルに大きな案内板が。
極楽橋駅の標高が535m、高野山駅が867m、ケーブルカーはたったの5分で300mもの標高差を這い上がってくる。

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  ↑ 高野山駅にて。ケーブルカーの乗車・降車ホームは階段の急斜面になっている。
このケーブルカーは2両連結だが、「こうや号」から乗り継いできた乗客全員を運ぶことができるそうだ。 車内もこのような急斜面(↑右)、平衡感覚を失ってしまいそうだ。

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  ↑左 : 極楽橋駅にて。かなりの急な階段ホーム。いかに高野山が急峻かが理解できる。
  ↑右 : ケーブルカーはたったの5分の乗車時間だが、途中に上りと下りが入れ違いできる仕組みになっている。
  「天空」への接続ケーブルカーは同じく臨時扱いなので乗客は少なかった。

 トンボ返り状態で標高867mから535mの極楽橋まで下ってきた。
いよいよここからが今回の「乗り鉄」《メインディッシュ》の「天空」号乗車だ。
=to be continued to 下巻=