


人吉から吉松まで観光列車「いさぶろう3号」に乗車する。
時刻表では列車種別が記されていないので「普通列車」の扱いだが、指定席車両が連結されている特別な列車だ。
人吉までの特急「くまがわ3号」車内で「観光列車」と冠した案内があった。


↑ 人吉駅で出発を待つ「いさぶろう3号」やはりJR九州のコーポレートカラーであるレッドを基調にした少し落ち着いたワインカラーとでも言えるシックな外観だ。
ベース車両はキハ47型気動車を改造して運用されている。


↑ 先ほど乗車してきた185系特急気動車と顔を合わせるキハ47・「いさぶろう」「しんぺい」専用車両。 「いさぶろう」が下り・人吉→吉松間の愛称、「しんぺい」が上りの愛称。


↑ 左: 「いさぶろう」専用キハ47は車両の中央部分が天井から床までが全面ガラス張りのカウンター付きサロンになっている。こういうところが「観光列車」たる証。


↑ 車内。木材が多用されたシックなインテリア。レトロな雰囲気が列車の愛称名ともマッチしている。 車両中央両側に設けられたカウンター付きサロン、全面ガラス張りだから雄大な車窓を楽しむことができる。


↑右 : 人吉駅を出てすぐ球磨川を渡り、いよいよ急勾配の山岳路線に入っていく。


↑ 急勾配を登り約17分かけて人吉の次の駅・大畑(おこば)駅に到着。この駅はループ線トンネルを抜けたところにある。大畑駅から次の矢岳駅までがループの上側を通る形状になっている。
またこの大畑駅はスイッチバックが健在している駅としても有名。
肥薩線・人吉→吉松間は見所満載の区間なので、大畑→吉松は=to be continued=