


肥薩線紀行はこの次・・・、ということで今回も新八代駅でのレポート。
もともとひかりRail☆。が鉄ファンになったのは、幼稚園児(年中組だったので5-6歳だった)の頃に家族で九州旅行に連れてってもらった時に始まる。
朝、大阪駅から特急かもめ(ディーゼル型・キハ80系・宮崎/長崎行)に乗車して別府まで丸一日かけて到達した。普通ならば12時間くらいの列車の旅、退屈してしまうところであろうが、全く苦にならなかったと記憶する。父親が時刻表の路線図を広げてくれてそれを眺めながら(もちろん漢字で記されているので読めない)今、ここを走っている・・・と教えてくれそれが楽しかった。
以来、鉄ファンでも時刻表マニアの道に進み、それから特急列車マニアへも足を踏み入れた。
よって駅マニアとか線路マニア、SLマニア・・・などそれこそとんでもないくらいある「○○マニア」の世界はあまり興味がない。そうそう、鉄道模型マニアの道にも踏み入れたが手に入れたいと思うのは優等列車ばかりだ。
ところが今回の乗り鉄in九州では新八代駅は乗り換え時間もたっぷりとあったせいかやけに気に入ってしまった。
まずは、新幹線駅と鹿児島本線在来線駅とが改札口が別々で新幹線→在来線へ繋がっていないのでいちいち改札口を出ないといけない形式なのだ。(これには少々面食らった)
これは多分、もともと新幹線駅が在来線の駅が無いところに作られた、しかも九州新幹線全通までは新八代駅はリレーつばめ号と新幹線の乗り継ぎだけに使われたという特殊事情に起因するのでは?と思う。
このようなタイプの駅って他にもあるのかどうかは分からないが、新鳥栖も同じパターンだ。
新鳥栖は長崎本線・特急かもめ(長崎行)、特急みどり(佐世保行)などの優等列車との乗り継ぎ駅となるのだから改札口が別々になっているとは想像しにくい。


↑ 左: 新幹線駅改札ホール。「博多・新大阪方面」という表示には感慨深いものを覚えてしまう。
↑ 右: 自動券売機。やはり鹿児島中央-新大阪間の各駅までの運賃・特急料金の表示がある。
もちろん、新幹線改札は自動改札機が設置されているが、今回わたしが持っている切符は新大阪→新八代の表示だが、これは肥薩線人吉、鹿児島中央、新幹線経由新八代までの一筆書き乗車券なのでここで自動改札機に切符を奪われてしまうと大変なことになるので有人改札で切符を示して改札を出ることに。


↑ 新八代駅・新幹線側。ここにあるKioskで本日の昼食駅弁を買い求めた。


↑ こちらは在来線駅。新幹線駅に比してものすごく質素な造り。


↑ 在来線駅は自動改札機は設置されていない。左:新幹線と在来線がほぼクロス型で交差している。 2面2線の単純な形式で1番線が鹿児島本線下り、八代・人吉方面ホーム、2番線が上り・熊本方面ホーム。


↑ 右: 熊本行・普通電車。2両の短編成だが新幹線からの乗り換え客を多く乗せた。


↑ 左: 八代行・普通電車。やはり2両編成。しかしJR九州の列車群はたとえローカル電車であってもカラーバリエーションが多く、見ているだけでも楽しい。
↑ 右: 新八代駅で折り返す肥薩オレンジ鉄道の1両編成気動車。肥薩オレンジ鉄道のみ下り列車も2番線を使用するようだ。この列車は12:11発出水行きとなる。
まあこのように肥薩線特急くまがわ3号を待つ約40分の間でもいろいろと楽しむことができた。
こういう他人から見れば信じられないような旅ではあるが当の本人にとってはワクワク、ウキウキ


ようやく・・・to be continued to その5で肥薩線紀行になります。