ラブラブ新幹線ラブラブ
 現在のオフィスは京都だが、来週から大阪市内のオフィスに通うことになった。
これにより往復約4時間の通勤時間が一気に1時間と短縮できる。
サラリーマンは「紙」1枚でどこへでも命ぜられるままに転勤しないといけないが、通勤時間の短縮は非常に喜ばしいことだ。
 ・・・と言うことで来週初頭の京阪特急での通勤はいろんな車輌を乗り比べてみようか?なんてことを鉄ファンとしては考えてみたくなってきた。

 今日、たまたま昼の時間帯に大阪へ所用で行く(帰る?)ことになりしかも時間的にかなり切羽詰まった状況になってしまった。 そういう時に便利なモノが「新幹線」の利用だ。
840円のエキストラコストはかかるがまさに時間をお金で買う感覚が実感できる。
京都駅から乗車したのが新大阪行きの「こだま」だ。「こだま」号は大阪方ではガラガラの状態だ。東京方の盛況ぶりから比すると大きな違いがある。
乗車したのは、JR西日本の700系、シート地が濃紺の落ち着いた車内の雰囲気が好きな車輌だ、しかも自由席15号車は貴重な喫煙車輌だ。
 京都駅を滑るように発車して在来線・西大路駅の真上を通過するころには既に最高速度に達している。
ワコール本社ビルを左手に見て、たばこに火をつけ一服する頃には桜満開の桂川を通り抜け、阪急京都線との併走を見てたばこを吸い終える頃には、鳥飼の車両基地を通過、もう減速が始まる。
 さて、到着案内のアナウンスが非常に新鮮に聞こえてきた。 それは山陽九州新幹線「さくら」号への乗り換え案内だ。新大阪手前で、「熊本、川内、鹿児島中央・・・」のアナウンス、これは全くもって新鮮な響きだ。

 840円の恩恵か、新大阪で少し時間があったのでアナウンスに従って20番線へ向かった。

  Japanese常在日記  Japanese常在日記
  ↑ 新大阪駅20番線の列車発車表示。「鹿児島中央」「さくら557」の表示がとっても新鮮。

  Japanese常在日記  Japanese常在日記
  ↑ いつもの見慣れたN-700系とは全く雰囲気が違う山陽・九州直結新幹線専用N-700系。
「Kyushu West Japan」の表記がようやく繋がったのだ、と実感させる。

  Japanese常在日記  Japanese常在日記
  ↑ 行き先案内も「鹿児島中央」と表示され、何かしらとても誇らしげだ。

  Japanese常在日記
  ↑ 鹿児島中央行き「さくら557号」が静かに発車していった。隣り21番線は東海道・山陽用N-700系のピカピカの試運転車両が停車していたが、こころもちこちらが旧型に見えてしまった。

 開通して約1ヶ月が経過したが、実車と対面するのが本日初めてで乗車という想いはまだ叶っていない。新型Macを購入する際に、九州新幹線が先かと迷ってしまった。
でもいずれは乗車したいという気持ちは強く、すでに
・ 新大阪→鹿児島中央(みずほ・N700系グリーン車)→吉松(特急はやとの風)→人吉(しんぺい)→熊本(特急くまがわ)→博多(つばめ・800系)→新大阪(さくら・N700系普通車)のスケジュールと予算はばっちりと組み上げてある。 あとは資金調達のみ・・・、ということで6月くらいまでには実行できると思っている。

 追加: 最新型の車両もいいが、レトロな雰囲気のチン電もいいねぇ・・・

  Japanese常在日記  Japanese常在日記
  ↑ 阪堺電車(通称チン電)恵美須町駅にて。この車両は冷房付きの比較的新しい車両だが派手な広告を身に纏ったタイプ。

 阪堺電車で思いついたことだが、恵美須町駅の次は「霞町」という駅(停留所と言った方がぴったり)だが、ここはJR環状線・大和路線、南海本線・高野線、地下鉄御堂筋線・堺筋線とチン電の計4社4駅が接続しているものの、JRと南海が「新今宮」、地下鉄が「動物園前」、チン電が「霞町」と3つの駅名になっている珍しいパターンだ。確かに大阪ミナミの中心ターミナル・難波も南海が「難波」、地下鉄が「なんば」、近鉄が「大阪なんば」と3パターン存在するがすべて「なんば」が共通だが全く別名駅が実は接続しているというのは珍しい。
このようなパターンの駅・ターミナルって他に存在するのかちょっと調べたくなってきた。