ラーメン!!
 日本に帰国してやってみたかったこと「その2」は『うどん』。
蕎麦は幸運にもダラスダウンタウンの「貞庵」で素晴らしいモノに出会うことが出来、ダラスを離れる前夜に最後の「貞庵」を楽しむなんてことも出来た。
 しかし、関西人はやっぱり『うどん』、残念ながらダラスには手打ちうどん専門店も無く、またいろんな日本料理店で『うどん』を賞味する機会があったが、結局は関西風の薄口醤油ダシには出会うことはなかった。
 関東人からすれば「これは関西風ダシ」という評価を下したものでも『生粋の関西人』からすれば全然、本場の関西風ダシではなく濃口醤油風味プンプンのダメだしをしなければならないレベルだった。

 さて、その『関西風』うどん。最近では讃岐うどんが大ブームで大阪にも讃岐うどんの専門店が数多く見られてどれもこれも美味しいものだ。特にSimple is the Bestと思われる醤油ぶっかけうどんは何とも言えない風味が大好きだ。
 一方で関西風うどんの代表的なお店、ミナミ道頓堀にある「今井」、ここのうどんダシは私的には絶品中の絶品、と思う。

 今回はその「今井」ではなく・・・、っていうかここはもうちょっとひかりRail☆。が関西に慣れてから賞味してみようと「お預け・封印」しておいて、賛否両論とでもいうべき「つるとんたん」のうどん。
 大阪市内に3店展開していて、ミナミ、ビジネス街堺筋本町、それと大阪の銀座とも言うべき北新地にある。

   $Japanese常在日記
  ↑ 「つるとんたん」の親子丼+小うどんのセット(1,100円)
 米国ではお目にかかれなかったオレンジ色の黄身卵がデンと真ん中に載っけられている。
 サイド(?)の小うどん、本来はこちらが主役だけど丼セットはサイドになってしまう。

 「つるとんたん」、何で賛否両論というと、好き嫌いがハッキリしているということだ。
これは個人差によるものだけど、私的にはここのメニューによって賛否両論ということになる。
まずは個人差、これはお値段そのもの、なんか気軽にうどんでも、っていう雰囲気では無く、関西風うどんの代表選手である、きつねでも900円、その割には美味しくない、っていう評価をする人が結構私の周りにいるということだ。
 私的賛否両論、これは洋風うどんメニュー、例えばうどんのカルボナーラとかそういったミスマッチなメニューが揃っているということ。太くてコシのあるうどんをパスタ風味付けになんかするより、ふつうの上品な関西風ダシで味わいたい。
 今回は夕食替わりということで丼セットにしたけど、わたしの「つるとんたん」での一押しメニューはあっさり昆布うどんにおにぎりの組み合わせ。麺類にご飯類の組み合わせは関西風ならでは!のもの。
 ラーメンにご飯、お好み焼きにご飯、うんうん、何と言われようともひかりRail☆。は生粋の関西人、麺類・粉モノにご飯の組み合わせ、これを食っていると何かしら幸せな気分になってしまう。