音譜地下鉄電車新幹線音譜
 私は多趣味かと思う。
米国にやって来てゴルフゴルフがその筆頭となったかも知れないが、米国での楽しみはスポーツ観戦、4大スポーツと言われる、MLB野球、フットボールNFL、アイスホッケーNHL、それとバスケットボールNBA、全てが生観戦できる環境であるため、これは堪らないものである。
今、ちょうどNHLのシーズン最後のチャンピオン決定戦・Stanley-Cupが行われていて中継のある夜はTVに釘付けになっている。
日本では、車(運転)、愛犬との散歩・お遊び、TVゲーム(一応、PS-3/PSP/DSを所有)でロールプレイング、自動車レース、電車の運転・・・など、それに音楽鑑賞(一応、邦楽からクラシックまで何でも広く)、カラオケ、映画鑑賞、絵画鑑賞・・・挙げたらいっぱい出てくる感じだ。
しかし、一番長~く続いている趣味の原点といえば、そう「鉄道」、いわゆる「鉄チャン」と言われるモノ。
これは私が幼稚園の可愛い時代に遡る。
当時、両親に連れられて九州へ旅行した。まだ新幹線が無い時代だった。
朝早く、大阪駅から宮崎・長崎行き特急「かもめ」に乗車、別府に着いたのが夜、ほぼ12時間かかった。
途中、今では「のぞみ」で1時間ちょっとで到達できる広島で昼食、これは父が食堂車に連れてってくれた。あまりにも長い車中、当然、幼稚園児の私は退屈すると思ったのか、父が時刻表を取り出し、特急「かもめ」号が今、どこの駅を通過、次は何時何分にどこの駅に到着、というのを示してくれた。
それから私は愛読書が交通公社(当時の名称、今はJTB)の時刻表になってしまった。
当然、難読駅名なんてのは読める筈も無かったので父がいろいろと教えてくれたりして本当に時刻表フリークになってしまった。
小学校低学年の時に東海道新幹線が開通、開通翌年春休みに東京、日光へ旅行に連れてってもらった。
もちろんその時も時刻表を持参、何と帰路はわざわざ新幹線に乗らず、もうすぐ廃止されるかもしれない、と父が言っていた東京-大阪間在来線の急行「なにわ」号に乗車、新幹線なら3時間10分で大阪まで帰ってこれるところを8時間かけて在来線の旅を時刻表と睨めっこしながら・・・だった。
JTBの時刻表は先月号で1,000号を迎え、書店で売り切れ続出した。私はちょうど日本に帰国していたので町の小さな書店でラッキーにも見つけ買うことが出来た。
私の鉄道趣味、でもいろんなジャンルがある中の時刻表ファンということになるのだろう。

「鉄チャン」ジャンルのもう一つ、鉄道模型も大好きだ。
Nゲージからスタートして仏駐在中にMarklinと出会ってHOゲージに乗り換えた。
私自慢のコレクションがMarklinだ。もちろん米国にも引越荷物に入れて持ってきた。
縦6メートル、横10メートルを超える複々線+ヤードの線路を敷く作業はほぼ半日かかってしまう代物だ。
暇があればせっかく広いリビングでやってみようと思ったがゴルフに熱中していてその暇が全く無いのがちょっと残念。でも一部コレクションをちゃんと手製の棚に乗っけて飾り付けてその存在感を示してくれている。
 American駐在日記-Marklin 2 American駐在日記-Marklin 1
上段 : ドイツ国鉄(DB)Inter-City編成(奥側)、スイス国鉄(SBB)Inter-City編成(手前)
下段 : DB貨物列車(ディーゼル機関車), DB Inter-city Express(ICE)編成 (手前)
上段のDB及びSBBのInter-City編成の両電気機関車ともスペシャルペイント仕様→Marklin社限定発売分なので今入手しようとしても多分、新品は存在しない