

この時期、米国本土は連日大変な寒波に見舞われている。私が住むところは米国の中南部なのでそれほどの影響は受けないが、さすがに昨夜から今朝にかけては、寒気団の一番南側部分がテキサス州北部にかかりミゾレがかなり激しく降り、気温がマイナス5-6℃まで低下した関係で道路が全面的に凍結、あちらこちらで事故が続出した。
これはやはりここの人たちが滅多に見舞われないこの寒さに慣れていない、ということもあるのだろうが、中にはピックアップトラックで道路状況の悪さを顧みずに無謀な運転をする、ということも大きな原因だ、と会社の米人達は口を揃えて言う。
まあ、とにかくこのように冬場でも年に1-2度程度の寒波には見舞われるがおおむね気候は良いため、ゴルフはほとんど年中、プレイ可能なところでもある。
実際、長袖セーターにウインドブレーカーを着用すれば雨さえ降らなければなんとかラウンドは出来る。
・・・と言うことで久しぶりのゴルフの話題。



左上:The Shore G/C 、右上:Las Colinas C/C、左下:Chase Oak G/C
私の住む街(郊外含め)約200のゴルフコースがあり、そのうち約150がパブリック又は市営コース。
昨年半年間で33ラウンドしたので、年間でまあ70ラウンドとしてほぼ2年間で全制覇できる勘定になる。
当初はそんな「大記録??」でも立てようか、とばかばかしいが考えたこともあったが、今では何カ所かのお気に入りを複数回ラウンドする・・・という考え方に変えた。
写真の3コース以外にあと5コースほど、計8コースをとにかく毎月1回(は無理としても)定期的にラウンドすることに決めた。
これは、「反省しても後悔しない」という文言をどこか新聞記事か何かで読んだ時にハッと気づいたのだ。
確かにゴルフはメンタル面が凄く影響するスポーツ。 前回○○で回ったのに今回は「ええっ~!」っていうスコア、よくよく考えてみるとその「ええっ!」って時は後悔ばっかりするラウンドだったのだ。
「もしあそこでパットが決まっていたら・・・」とかの「もし、たら」のことばかり。
これはまさに「後悔だけ」であって、「反省点」が全くない。
同じコースを定期的にラウンドすれば、「もし、たら」の発言をなくすことが出来、前回の「反省点」を有効活用する、と言う風に出来る、とそう思っている。
趣味+運動不足解消で復活させたゴルフだが、やっぱりせっかくラウンドするならばいろんな目標とかを持って臨みたい。
ところで先日、年賀状代わりに日本にいる会社の仲間に電話して「ゴルフ」の話題になった。私が日本で全くゴルフに興味を持たないことを周知している。その変貌ぶりは仕事関係に近況連絡等含めたメールのやりとりをやっているが、今回は彼から「アメリカのゴルフコースはただ単にだだっ広いところで打つだけやからスコアメイクし易いでしょ・・・」なんてセリフが出たもんだから、「何を言ってる、こちらのコースも確かに日本ほど狭くはないけど、ちゃんとアップダウンはあるし、水攻めはあるし、ちょっとフェアウエイを外すと木々の中へOBや!」と。 この写真の3コースともまさにその通りで水攻めホールにアップダウン、時には崖越えなんてのもいやらしい残りYardageで待ちかまえていて、日本のゴルフコース以上に難しいかも知れない。
と、この3コース、前回の反省点がバッチリと頭に入れてあるので次回ラウンドするときにはちゃんと引き出しから取り出して有効活用しよう!
今週末は昨日、今日から一変して暖かくなるとの予報だ。