

今回は、通院の話し。ちょっとばかり恐ろしい?経験をしたもので、綴り止めておく。
6月の初旬(丁度1ヶ月前)に腰を痛めてしまった。原因は、ソファに寝ころんでTVを見ていて、ちょっと動いた際に「うん?」っていう感じだった。
ちょっと腰が重いなぁ・・・という程度だったが、その時期に日本から出張者が来て腰の異変に気が付いた翌日から無理をしていろいろと観光案内などをして、ショッピングモールを歩き回ったのがいけなかった。
そもそも腰痛は何年かに1度の割合で襲ってくる、いわば「職業病」のようなもの。
前回は4年ほど前に、会社で机の下に置いてあるゴミ箱にごみを捨てる時に起きた。
腰の辺りをひねってしまったのだった。最初は近所の整骨院に通うがその治療そのものが痛くて痛くて、かえって悪化してしまった。家内の紹介で別の整骨院に通うと、そこの先生がもっと早くくれば良かったのに、とにかく少しは歩けるようにしてあげるから・・・とテープを患部やいろんなところに貼り付けてくれ、ほとんど歩けなかったのが治療後は歩けるようになったのが不思議でそれ以来、その先生に通うことが多くなった。
今回はその「救世主」も遠く離れた異国にいる訳がなく、でも痛みは増すばかり、で会社近くのドクターのところへ行った。レントゲンを撮ってもらい骨には異常なく、「マッスル・スパズム(筋肉痙攣)」と診断され、痛み止めの薬を処方され、飲むことにした。
こちらのドクターはとにかくアポを取得、でもややこしいのがどのような種類の医療保険に加入しているか?を必ずアポの時に聞かれる。こんなの、私の英語力ではとてもとても分かる訳がなく、会社の米人にHelpしてもらうしかない。このシステムははっきりとは分からないけど、どうやらドクター(病院)により受け付けられる保険会社や種類が違うようだ。
とにかく腰の方は1-2日で薬を飲んで、なるべく動かないようにしていたら劇的に治った。
・・・ここからが問題。Reviewと称した、そのドクターのフォローアップに行ったときのこと。
レントゲンで「Kidney Stone(胆石)」の疑いがあると言われ、別の大学病院の偉い泌尿器科の先生のところへ行って精密検査を受けて下さい、とのこと。
ここへアポを取ってもらって(保険関係もOKだった)行くことに。アポの時にその先生の秘書から「難しい用語等の説明があるので通訳連れてきてね。」って。 バカヤロー、日本語で日本語を話す先生でも難しくて細かな説明や医療用語なんてわかるはずないやろっ、ってもう少し柔らかい口調で言い返し、うちの会社の米人に付き添って貰うことで了解を取り付けた。(元、軍人さんでMickey-Dを嫌うおじさん)
で、レントゲン写真のCDを持参、受付でもうほんと、膨大すぎる諮問表を書かされ(確かにこれは難しい、難しすぎるので米人にサポートしてもらい、電子辞書と睨めっこしながら約30分かかった)、いよいよそのお偉い先生とやらに対面!。
その先生、握手するや否や、「なぁ~んにも問題無し、胆石の疑いは全くありません!」とキッパリ。
その次に「あのドクター○○○は何で、疑いあると言ったのかわからん!、僕の方から話ししておく。」とちょっとばかりおかんむり!状態。
で、その後、その先生、「念のためにちょっと検査しとくね、はい、付き添えの方はちょっと表に出ておいて・・・」と。
私を診察台に仰向けに寝るよう指示し、ズボンとパンツを脱げって!!
お偉い先生はゴム手袋をはめ、私のまずは2個あるものを触診、ギュッと握られ、日本語で「あっ!痛い」と発すると、先生「OK, no problem!」
次は真ん中のモノをまたギュッと・・・、私、「あっ痛い!」、「OK, no problem!」
次は横を向けって指示。お尻の穴に指をグリグリと突っ込んで・・・・、「ギャーっ、ギャーっ」。
ほんの10秒間くらい(だったと思う)が凄く長く思えた。
「OK, No problem!、帰って良いよ・・・」と握手を求めてきた。
なんのこっちゃわからん、恐怖のお偉い先生との密室での2人の時間、ああ、泌尿器科ってほんと、おそろしや、おそろしや・・・。
まあ、何ともなくて良かったけどね・・・。
付き添ってくれた米人曰く、当たり前の検査、と言ってくれ、その後難しい用語を使っていたので、訳分からず、で、このブログの読者になっていただいている先生にお聞きしてご説明いただき納得しました。