今日(5/26)は米国で数少ない祝日(メモリアルデー)でした。
祝日といっても公共機関や会社などはお休みですが、一般のお店、スーパー、レストランなどは全くの通常営業です。しかもメモリアルデーはどこのショップでも記念の大安売りをしているので、ランチを外食にして食後はショッピングモールやアウトレットモールに出かける、っていうのがこちらの祝日の過ごし方の1つ。
この例に漏れず、ランチとアウトレットに出かけてきました。
○ 米国で食す、本格「飲茶」
私の住んでいるところは結構な大都会ですが、余りにも広大過ぎて道路を走っていてもどちらの方角なのかが見当尽きません。会社の同僚に(駐在歴2年)勧められて日本では使用しなかった「カーナビ」をゲットしました。「カーナビ」といっても日本のようにダッシュボードにビルトインして、CDやらラジオやらはたまたTVまで見れるという凄すぎる機能が満載されたものではなく、地図代わりに使う、といったシンプルそのもの、しかしかなりの「賢い奴」です。5インチの液晶タッチパネルで車のフロントウインドに貼り付けるタイプです。行き先の住所を入力するだけで「右へ曲がりなさい、そのままハイウエイに入って左車線を通行しなさい・・・」と案内してくれます。通常は英語(それでもアイリッシュ訛り、英国訛り?、男性の声、女性の声が10種類くらいから選べる)で、かつマイル制の表現でナビゲートしてくれますが、コンフィグでフランス語を選ぶとキロメートル、メートルの案内をしてくれ、私は「ミッシェルさん」(女性)に話しかけられながら運転しています。このカーナビ、本当に優れもの、しかも2年前には700ドルくらいしていたのが今では300ドルで入手できるようになり、徐々に米国でもカーナビが浸透し始めてきたっていう感じです。(カーナビについてはまた後日)
・・・で、今日のランチは本格「飲茶」。カーナビに誘導して貰って自宅から約30km離れた(車で20分)中国人街にある「Maxim」というレストランへ。香港や広州で食べる飲茶とほぼ同じ内容のものがサーブされるということもあって200席は軽くあると思えるテーブルは満席!
とにかく頻繁にワゴンがテーブルに近づき、美味しそうな匂い、ホカホカの湯気・・・が食欲をそそるという雰囲気。 10数種類の料理、どれもこれも(3人で行った)美味しかったがその中でも一押し中の一押しが「大根餅」。
どうも大根をすりおろして焼き豚の刻んだものと混ぜ合わせて角餅のようにまとめて蒸しあげてから表面をこんがりと焼く、それを醤油とラー油で食すもので「飲茶」の王道の一つらしい。
(せっかく写真撮影したけど、容量が大きくて貼り付けられないのが残念)
見た目、焼き餅、食感は大根だとは思えないモッチリ感と焼き豚のコリコリ感がフュージョン。
味は焦げ目が香ばしくて、醤油とラー油にベストマッチ!
その他、定番のシュウマイ、ハカオ、海老の湯葉巻き・・・どれもこれもこれは病みつきになるようなおいしさ、しかも一皿だいたい4-5ドル程度と3-4人以上で行くといっぱい種類が食べれるのでお得感満点。
米国に赴任が決まって、「食」にはちょっと困ったな、と感じたのはどこかへ吹っ飛んでしまった。
この国は「食」には全く困らない!!