アドベント・ガーデンを終えて その2 | ひかりシュタイナークラス

ひかりシュタイナークラス

こんにちは。ひかりシュタイナークラスです。
大阪市内で、月一回、日曜日に親子でシュタイナーを学ぶ場として活動しています。
幼児から大人までオイリュトミーを楽しんでいます。小学生はメインレッスンのクラスもあり、主にフォルメンを学んでいます。

アドベント・ガーデンの報告のつづきです。

 

毎年アドベント・ガーデンの日は特別なスケジュールで動きます。

 

いつもは一日かけてオイリュトミーとメインレッスンを行いますが、12月は少し時間を短縮して午前中に全員がオイリュトミーとメインレッスンのクラスを受けます。

 

当日のクラスで、午後からのアドベント・ガーデンに向けてのプレゼントの準備を行います。

 

★メインレッスンの松川先生と子どもたちの詩の朗読と歌

 

子どもたちは朗読する詩や歌の紙を自分の思い思いにデコレーションしました。

 

少し紹介しますね。個性があふれていて楽しい作品です。

 

自分の中で温めたイメージが表現されています。

 

 

 

 

 

 

そして、クラスでは松川先生から、子どもたちに「アドベント(待降節)とは?」というお話をして下さったようです。

 

「鉱物、植物、動物、人間すべてが調和して世界を作っていることに感謝をする時期であること。」

 

それをふまえて、アドベント・ガーデンでは、『洗足』(by クリステン・モルゲンシュテルン)という詩をみんなで朗読し、味わうことができました。

 

軽やかに朗読する子ども、淡々と朗読する子ども……。

毎年毎年、少しずつ変わっていく子どもたちの様子を見ることのできる貴重な時間です。

 

 

 

 

~詩より~

『あらゆる神々がひとつになり

そしてさまざまなすがたとなって

わたしたち人間に感謝します

そして その感謝の思いの中で

すべての存在がひとつになるのです』

 

そしてみんなで『もみの木』の歌も歌いました。

 

「もみの木」はものすごく生命力のある木だということでした。

 

今年はもみの枝が手に入ったので、本物のもみの香りの中で歌を聴くことができました。

 

★岩橋先生と子どもたち、大人のオイリュトミー

 

1.2年生は2人で、直線と曲線を感じるオイリュトミーをしました。

幼児さんの時とは違って、ピアノの音にしっかり合わせて動くことができるようになっていました。

素直に体を動かしていてかわいいです。

 

3.4年生は5人いたので、今年は五芒星の動きをしてくれました。素敵!!

「五芒星は自分たちの体にもありますよ!バランスよくみんなで星を作ってね」という先生の言葉を聞いて、立つ場所を調整していました。

相手を感じながら調和を味わうことができるようになってますね。

そして、8の字に動きながらピアノの音とリズムに合わせて体を動かします。複雑なことができるようになっていて驚きます。

 

5.6年生は1人でした。高学年くらいから始めるという銅の棒を使ったオイリュトミー。先生と呼吸を合わせて思い切って銅の棒を手放したりつかんだりしていました。

そして、先生の詩の朗読に合わせて手の動きもつけながら五芒星を歩いていました。

少し恥ずかしそうにしながら、でも、落ち着いた感じはさすが高学年という感じでした。

 

★岩橋先生のオイリュトミー

今年はハレルヤとアベ・マリアの曲に合わせて動いて下さいました。

赤のオイリュトミードレスに青のシフォンをまとった先生の動きとアベ・マリアをハミングする藤田先生の声で一気にクリスマスの空気に変わった気がしました。

空からマリア様に見つめられているような、イエス・キリストが降りてくるようなそんな気分を私は味わうことができました。

 

★藤田先生の歌声

「スノーマン」の曲を歌って下さいました。

私はスノーマンのお話を知らないのですが、先生が絵本を持ってきてくださったので、その優しいタッチの絵から想像をふくらませ、スノーマンと男の子が空を旅する様子を思い浮かべながら聞かせていただきました。

世間一般のにぎやかなクリスマスソングとは正反対ですが、静かに過ごすアドベントの時間にぴったりの曲でした。

 

みんな、素敵なプレゼントをありがとうございましたキラキラキラキラ

 

その後でアドベント・ガーデンを行いました。その様子はまた更新します。