(※この記事は、前の記事【東京:協議会との交流(8)】 からの続きです)
当団体では、かねてから協議会の皆様に、お話し合いや事情説明の機会を求めてきましたが、さらに本年9月27日付の下記の文書を、協議会の窓口住所(世田谷区烏山総合支所)に郵送させていただきました。
しかし、残念ながら、「受取拒否」扱いで返送されてまいりました。
当団体では、今後も引き続き、協議会の皆様へのお申し入れを続けてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
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2013年9月27日
烏山地域オウム真理教対策住民協議会 御中
ひ か り の 輪
副代表(地域担当役員)
広 末 晃 敏
説明会開催のご提案および資料のご提供について
いつも、烏山地域の生活におきましては、皆様方のお世話になっており、深く感謝申し上げます。
さて、この度は、従来からご提案してまいりました当団体の活動等についてご説明する説明会の開催について、あらためてご提案させていただければと存じます。
これまで貴会の抗議デモ行進時には、私が貴会からの抗議書をお受け取りする等して、ご対応してまいりましたが、路上における限られた時間での対応だけでは、当団体の活動目的・活動内容を正しくお伝えして、皆さまのご不安や疑問、誤解を解消することは困難であると感じております。
そこで数年来、当団体は主に私を通じて、文書または口頭で、貴会に直接ご説明できる機会を設けさせていただきたい旨の申入れを繰り返してまいりましたが、残念ながら、貴会からは、説明会や話し合いなどに応じる必要はないとの趣旨のご回答を口頭でいただくのみでした。
とはいえ、このまま公安調査庁が主張する当団体に関する誤った情報のみに接する一方で、当団体との直接対話や意思疎通を欠いたままでは、不安解消どころか逆に誤解が増大し、貴会の皆様に、長期にわたって無用なご負担をおかけしてしまう結果になるのではないかと憂慮しております。
当団体は、発足以来、約6年半にわたって、オウム真理教やオウム事件の反省・総括を深め、個人崇拝の過ち、自らを善とし他を悪とする極端な善悪二元論の過ちから脱却し、それらを克服するための思想を築き、事件被害者や市民の皆様への精神的・物質的償いを深める実践をしてまいりました。
その歩みは、松本サリン事件被害者である河野義行氏を委員長とする外部識者からなる「ひかりの輪外部監査委員会」の皆様にもご覧いただいております。
当団体は、貴会の皆様にも当団体の真実の姿を知っていただき、皆様のご不安や誤解を解消できるよう、全力で努めさせていただく所存です。
もちろん説明会の日時・場所・参加者・形態等については、貴会のご意見を尊重させていただきますので、何とぞご相談に応じていただきたく、よろしくお願い申し上げます。
かねてより、当団体から貴会宛の提出文書類は受け取れないとのことでしたので、このたびは、このような形で、世田谷区烏山総合支所内住民協議会宛に郵送いたしましたが、できましたら、直接お会いしてお話しさせていただける機会を頂戴できれば、まことに幸いです。
なお、当団体では上記のオウム事件への反省・総括、そして社会への償いの一環として、昨年末から、一般の出版社を通じて次の2冊の書籍を刊行して、発表してまいりました。
・『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)〈上祐史浩著、有田芳生検証〉
・『終わらないオウム』(鹿砦社)〈上祐史浩・鈴木邦男・徐裕行著、田原総一朗解説〉
また、当団体では、一部報道で混同される傾向があるオウム真理教(アレフ)と当団体(ひかりの輪)の違いについて、わかりやすくまとめた資料を作成いたしました(『「ひかりの輪」と「アレフ」の違い』)。
今回は、ご参考までに、上記2冊の書籍と資料を添付させていただきます。
さらに、当団体の思想や活動状況については、インターネット上のサイトでも詳細に公表しておりますので、あわせてご覧いただければと存じます。サイトの詳細は、次ページに記載の通りです。
それでは、ご検討のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。
◆ひかりの輪関連サイトのご紹介
ひかりの輪では、以下のインターネットサイトを通じて、オウム時代の総括や、総括に基づくアレフ信者に対するアレフ脱会支援活動、オウムを克服する新たな教義、日常の活動内容等について積極的に公開しています。
ぜひご覧いただければ幸いです。
(以下略)