『光のほうへ』公式ブログ -5ページ目

コメントが続々と到着!

写真家の小林キユウさん
原宿カウンセリングセンター所長であり、
アダルトチルドレン、幼児虐待、依存症について
多くの著書を出版されている信田さよ子さん から
コメントを頂きました。



一年前、僕は映画の舞台デンマーク・コペンハーゲンを妻と幼い娘と歩いた。
主人公たちの背後に見覚えのある風景がいくつも出てきた。
北欧はいつも光と闇の二面性を抱えている。
あのやさしいラインを持つ北欧デザインは長く暗い冬があるからこそ産まれた。
この映画もそれに似ている。厳しく重い現実が目の前にあるから、
未来に続くほのかな光がそこに見えてくる。

―小林キユウ(写真家)




虐待を受けて育った兄弟の成長後をリアルに描く。
アルコール・薬物依存症、性犯罪が世代を超えて連鎖していく
非情さゆえに、その中にたったひとつの希望の種がまかれることの希少さが心に沁みる。
見終わった後、題名どおり光のほうに向かおうとする明るさだけが残る。

―信田さよ子(原宿カウンセリングセンター所長)

初日決定

シネスイッチ銀座の初日が
6月4日(土)に決定致しました!
みな様、劇場でお待ちしております。

『ゆれる』、『ディア・ドクター』などで知られる映画監督の西川美和さんから、コメントが到着しました

「愚かさとその代償」という、人間が逃れられないテーマに
真っ向から組み合った作品だ。
描かれている心情や行動全てがナチュラルで、
驚くほど国の遠さや文化の隔たりを感じない。
身を切られるような気持ちで彼らの旅路を見つめながら、
「光のほうへ」と祈っていた。

―西川美和(映画監督)