初めての議会傍聴! | 3兄弟不登校ママと希望の光を見つけましょ☆ 

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長男小2より不登校、次男小1より不登校、3男年少より不登校。
不安が強く、集団が苦手な3兄弟の成長記録を綴っていきます。

今回、陽だまりの会(不登校の親の会)を支えてくれる議員さんが不登校支援に関する一般質問をする、と教えてもらい、陽だまりメンバーと議会傍聴に行ってきた。

 

議員さんの一般質問は30分かけて行われ、事前に用意された4つの質問に対して町長・教育長の答弁、議員さんが更に再質問し、再度の答弁といった流れであった。

 

議員さんの質問

①全ての子供達が自立を目指せる仕組みづくりや切れ目のない支援を整えること

②フリースクールや民間団体への支援

③タブレットによりオンライン授業への確立

④不登校の子供達が安心できる学びの場所としての教育支援センターの設置

 

これに対して町長は不登校についての理解が不十分、と感じたが、教育長は不登校支援に関する知識はあり、理解は十分されている印象を受けた。

以下は教育長の答弁の様子

 

【社会適応の不安に対しては早い段階からの支援が必要。不登校は10人10色であり、個々に応じた丁寧な指導が重要である。みんな一緒な一律の対応では無理がかかり、全国でも失敗事例が報告されている。有益な活動への支援を行い、合わせて交流の場を設け、団体が成熟したら統一した教育支援センターが望ましい。コミュニティースクールとのコラボも考えられる。

 

官が民を一方的にコントロールするのではなく、民の優れた活動に対し、共同で教育支援を行い、活動を発展させたい。コミュニティースクールは国が力を入れているが、急いで形を作ると地域性や学校規模の配慮不足、学校の多忙化に繋がる。意味のあるものを着実に作るのが大事で、教育支援センターも同様。

 

箱作りではなく、機能作り。機能が生かされてなんぼであって、部分的なセンターもある。新しいものでなく、民間団体の活動が増えるのを一緒に作り上げる。民間の活動を繋げて体系化しっかり判断して、より広い学びを実行したい】以上。

 

初めての議会傍聴で沢山の気づきと今後のヒントを得た。議員さんが再質問で深く踏み込んでくれた事も感激した。フリースクールや教育支援センターはそう簡単には出来るものではないだろう。ただ行政サイドの民間団体に対する協力姿勢は伺えた。

 

陽だまりの会としては今後も会の活動を充実させ、必要な支援を求めていこう。次のステップも見えてきた。また前に進む希望も湧いてきたよ〜