2020年7月、念願だった不登校の親の会に初参加。
長男が不登校になってから、不登校の親と繋がりたいと思い、学校、スクールカウンセラー、役場の保健師に問い合わせるも『なかなか難しいですね』などと言われ、そっかー、小さな町では不登校自体いないのか、と思っていた。
すると学校からのお便りの中に不登校の親の会のプリントを発見!?
えっ、あったの〜、と驚きつつドキドキしながらの初参加。
保健所の管轄で広域連合の17町村を対象とした行政主催の『たんぽぽの会』というもの。
なんと20年近く前から年4回の活動を行っていたらしい。
この日は保健師さんが3名居て、参加者は8名。そのうち初参加は4名で、今までで1番多い参加人数と言っていた。
最初に参加のルールなどが話され、順番に自己紹介も兼ねながらの近況報告。
私はちょうど真ん中の位置に座っており、前に話した人が言葉に詰まりながら、不登校の子供の様子を語っている。不登校になってから親子の葛藤・将来の不安・孤独・・・
私も同じ様に通ってきた道だなぁ、ともう共感の嵐。
そして自分の話す番がやってきた。長男が吃音の悪化をきっかけに不登校になり、原因不明の難病に罹り入院・・・を話した辺りで、嗚咽をあげながらの大号泣。
お隣の人がティッシュを差し出してくれ、涙を拭うも次から次へと溢れ出し、止まらない。
ずっと自分の中にくすぶっていた長男への懺悔の気持ちがあった。もっと適切に関わっていたら・・・もっと子供の気持ちを受け止めていれば・・・
たら、れば、を考えるときりがないのは分かっているけど、不登校になってからの1年間は色んな後悔があった。
言葉にならない位、泣きながら長男の不登校と次男の不登校を説明し、何とか終了。
その後に続く参加メンバーも涙の自己紹介があり、それぞれ辛い想いを抱えていたんだなぁ、と実感。自分の住んでいる町に私も含め、4名の不登校ママがいたことを初めて知った。
たんぽぽの会が終了後、保健師さんから『辛いことがあったらいつでも相談してくださいね』と名刺を貰う。エネルギー使い果たし、フラフラの状態で帰宅。
ただ自分の心の中にあったズシンと重たい塊のような気持ちは、大号泣しながら話したことで軽くなった気がした。