突撃インタビュー！伊泉龍一先生①

こんにちは。タロット占い師のしみずゆいです。

突撃インタビュー第二弾は、占い・精神世界研究家であり、数多くの有名占い師を教え、育て、世に輩出している占い界の第一人者

伊泉龍一先生です！👏✨

とってもすごい先生なのに、「俺は平凡」とおっしゃる伊泉先生。

突然のインタビューだったにもかかわらず、
ご快諾いただき感謝いたします！

伊泉先生が思う「占い師に向いている人」ってどんな人ですか？
また、先生が思う「占い師はこうあるべき」というものがあれば教えてください。

占い師に向いている人ね…う～ん、俺みたいに世間になじめない人じゃない？

世間になじめないっていうことは、一般的な価値観とか常識に対して違和感を感じてるってことじゃない。

違和感を感じてるってことは、世間になじめない人とかイケてない人達が占いに来るわけだから、その人達に「別に迎合しなくていいんだよ」っていう視点で…開かれた視点で人の話を聞けるわけじゃない。

世間体を気にしたり、社会的な立場や地位を気にする人は占い師には向いてないよ。

「しょせん占い師じゃん」って思ってるくらいの方がいいと思うな。

あまり表立って活躍するのではなくて、ですか？

表立って活躍してもいいけど、社会的地位を高くするとか、向上させるとか…ああいうのは違うよね。

占い師にはライセンス(資格)が必要だとかさ、そういうのはバカだなと思う。

ライセンスを発行しているところって多いのですか？

うん。わりと言いがちだよね。

占い師は社会的地位が低いからとかいう理由で、社会的に認められるような公的な何かがあった方が良いとか。

そんなの別になくていいよ。

たとえば先生が、こういう人にだったら見てもらいたいなっていう占い師さんってどんな人ですか？

う～ん、あんまりないなぁ、占い師に見てもらいたいってことは。

それなら自分でやりますか？

うん、自分でやるね。

先生はごくたまに占われると聞いたことがあるのですが、どんな時に占われるのですか？
その際使用するのはどのタロットデッキですか？

もう何年も占ってないよ。

まぁ、デッキは何でもいい。
占うとしたら、手元にあるタロットで占うかな。

タロットコレクションとかあるのですか？

ないない。大してない。

デッキとかたくさんお持ちではないのですか？

ないない。
まぁ、5～60種類くらい持ってるかな。

あるじゃないですか(笑)　結構な量ですね。

え？別にそんな大したことないよ。

5、60種類…あ、もうちょっとあるかな。

別にコレクションするつもりとかなかったんだけどね。

先生はよくご自身の講座で犬とか猫とか鳥のタロットをバカにされているじゃないですか。

うん、してるしてる。

先生が所持している大量のデッキの中に、そういうファンシーなものは一つもないのですか？

ないない。一切ない。

でも変なタロットはいっぱい持ってるよ。

ほら、ロシアに行ったらロシアのタロットを買ってくるとか、タイに行ったらタイのタロットを買ってくるとかさ。

その国々にあるから、昔は面白くて買ったりしてたんだよ。

だから普通に売ってるような正統派のタロットは手元に少なくて、その国々のへんてこりんなタロットが多い。

それ見てみたいですね～。どれが一番お気に入りとかありますか？

ない。
マルセイユタロットとウェイト・スミス・タロットがいいよ。

マルセイユタロット↓

ウェイト・スミス・タロット↓

そのふたつがあれば充分ですか？

うん。

話は戻りますが、先生はご自身のことを占うことはないということですね。

占うよりも、今の自分の状況をカードに当てはめて考えるっていうのが多いかな。

なるほど。その場合、タロットデッキ…たとえばマルセイユ版やウェイト・スミス版、トート版など色々ありますが、それら数多くあるカードからしっくり来る世界観を１枚選ぶ感じですか？

やっぱりね、マルセイユタロットで考えちゃうかも。
マルセイユタロットが一番なじみがあるよね。

わたしもマルセイユタロットが一番好きです。

では次の質問です。
現実主義な先生が占い業界で活動する理由は何ですか？

俺って現実主義なの？(笑)　
まぁいいや。

活動する理由はないけど、活動することの意義というものがあるとするならば、もともと占いが好きではないのと、珍しい視点を持っているということで、他とは違うところがいいんじゃない？

なるほど。占い業界でご自分の力を試したいと思ったことはありましたか？

それはない。

占いはもともと好きではないし、全然興味を持ったことないけど、まぁタロットの絵が面白いと思ったのがきっかけだし、色々な縁があってやることにはなったけど…なんだろうな、
自分と同じような視点から占いをやっている人が少なかったから、自分の視点からやってみるのも意味があるのかなって思ったのかな。

いや、なんて言うのかな、今はそんなことないのかもしれないけど…結構占いは未来を予言するとか当てるとか…そういうのが多かったんだけど、そんなのもともと信じてないからさ。
そういうのはアホかと思っていたから、まぁそういうことを主張する人がいてもいいかなって。

そうなんですね。
先生はこれまでオカルト的な体験をしたことはありますか？
神秘体験とか。

神秘体験？

あ～、あるあるあるある。

神と合一したりとか。
天使の声を聞くとか。

うそうそ、ないない(笑)

ないんですか？本当に？
ポルターガイストとかラップ現象とか幽霊と遭遇するとか。

一切ない。

先ほど「俺って現実主義なの？」とおっしゃっていましたが、ご自分では現実主義だとは思っていないのですか？

思ってないね。

だって現実主義だったら占いとかやってないでしょ。

こんな占いみたいな不安定な仕事に就くとか、というか仕事と呼べないようなことをやるとか、本を書くとか、現実主義なら「大丈夫か？」みたいな感じじゃない。

うちの父親からしたら「大丈夫か？」みたいな。

お父様はすごく現実主義なお方なんですか？

普通の公務員。

そうなんですか。お父様は先生のお仕事が何かは知っていらっしゃるのですか？

もちろん。

知ってるけど、何をやってるかまではわかってないよ。
関心ないからね。

先生にはご兄弟はいますか？

弟がいるよ。

弟さんとは仲良しですか？

うん。仲良いよ。

弟は占いに全然興味ないけどね。
弟の気持ちはわかる。
俺もそうだったから。

そうなんですね。
全然興味がなかったのに、何かしらのご縁があってこうして今があるのだと思うと、人生って面白いですね。

では次の質問です。
先生は「使命」についてどう思われますか？ご自身の使命はもう見つけておられるのでしょうか？

使命ねぇ…。

これが常に使命っていうのはないんだけど、その瞬間…たとえば講座をやるじゃない？

何かこう、皆の反応とか、誰かの意見を聞いた時に「あ、今日はこれを言わなきゃな」って思う瞬間があるんだよね。
他の人が言っていないわけだから、だとしたらそれは他ならぬこの俺が言わなきゃいけないのかなって思う瞬間に、一瞬だけ使命を見つけるかな。

一瞬だけ？なんだかワンドエースのひらめきみたいな感じですね。

そうそう、一瞬だけね(笑)

では人生において、使命が必要だとはそんなに思われていないのでしょうか。

思ってない。

でも占いの世界にいると、占いとかスピリチュアルみたいなものにはまりすぎる人達がいるから、使命とか大げさなものではないけど、まぁちょっとそれに「目を覚ませ」みたいな役割はあるのかなぁって思うかな。

そうですよね。
実際、活動というわけではないけれど、先生の講座の中の教えにはそういうエッセンスが入っていますよね。

うん、そうだね。

先生はマスター・ヨーダですか？

自分的にはオビワン・ケノービかな。

あ、オビワンでしたか(笑)

ヨーダはちょっと、恐れ多くて(笑)

伊泉先生は『スター・ウォーズ』がお好きです

では次の質問です。
先生がタロットの図像に興味を持ち、ヨーロッパの歴史や文化を研究するようになったのは何歳頃ですか？

え～っと、27ぐらいかな。

26の終わりぐらいにタロットに出会って、27の頃にタロットの絵に興味を持って色々調べ始めたかな。

その絵は覚えていますか？どんなデッキだったのですか？

最初はウェイト・スミス版。
で、すぐにマルセイユ版。
ほぼ同時期かな。

パメラ・コールマン・スミスが描いた絵に興味を持ったのですね。

そうそう。ウェイト・スミス版の絵を見てすぐに興味を持って、もっと古いのがあると知って、すぐにマルセイユ版を見たんだよね。

そこからヨーロッパの歴史や文化を研究するようになったんですね。

(インタビュー②につづく)

◆伊泉先生オススメ講座

『生命の樹』講座 in 新大阪

3/3(土)、3/4(日)、4/14(土)、4/15(日)
全4回・各日14:00～17:00

冨永真生さんのブログで詳細をお読みください♪↓
【生命の樹の叡智】