川村元気さんの億男を読みました。
買ったのではなく、図書館でだいぶ順番待ちしてようやくです。
フィクションなんだけど、すごく考えるところがある本でした。
お金についてのお話だからね。
主人公の妻が、お金が「生きるための欲」を奪っていくということを言うのですが、これがすごく当てはまるなーと。
先日もブログに書いたのですが、わたしもずっとお金がない人生で、いまも不安を解消するために節約したり株をやったりしてなんとかお金を貯めようとしています。
でもそうやっているうちに、どうしてもやりたいことや、どうしてもほしいものがなくなってきました。
「生きるための欲」ですね。
あれがしたいからがんばろうとか、これがほしいからがんばろうというのがないのは生きる理由がないのと同じような感じです。
それをだいぶこじらせてるからうつになってるんだと思います。
またなにか楽しめることが出てくるといいんですが。
ちょうどメンタルも身体も絶不調なときにこの本を読んだのはなにか意味があると思いたいです。