ご覧いただきありがとうございます、スタッフの高見です
本日は・・・
見習いの休日シリーズとしまして、山崎蒸溜所見学ツアーに参加してきました
今回はツアーについて前編・後編に分けて投稿させていただこうかと思います。
今でこそNVですら人気で入手困難なジャパニーズウィスキーの代表格とされる「 山崎 」。
そんな山崎が出来上がるまでや、どういった環境で作られているのかが気になり訪問してきました。
是非、少しでも山崎ウイスキーの魅力や、生産現場についてお伝えできればと思います。

山崎蒸留所は、大阪と京都の境界にある「大阪府三島郡島本町山崎」に位置する、サントリーの蒸留所のことです。
1923年に建設されたサントリー山崎蒸留所は、日本初の本格的国産ウイスキー、「白札(現在のサントリーホワイト)」を誕生させた蒸留所で、他にも「角瓶」「オールド」「山崎」など、日本を代表する様々な銘柄を誕生させたことで有名です。
また、この地に建設された理由として、山崎は桂川、宇治川、木津川、3つの川が合流し、淀川となる場所の付近にあります。
山崎は辺り一帯が山に囲まれていることに加え、3つの川の合流地点付近に位置することから、濃い霧が立ち込めやすい環境にあります。このような湿潤な自然環境は、上質なウイスキー造りには欠かすことができない条件の1つで、さらに名水にも恵まれた山崎は、ウイスキー作りにとっては非常に優れた環境にあるという事から建てられたとの事です。

製造の工程は手前から
原料となる大麦麦芽(①)を、仕込窯(②)に山崎の水と合わせ麦汁を作り、木桶(③)にて発酵。
発酵させたものを蒸溜器(④)で2回蒸溜しアルコール度数を高め、出来上がったものを樽(⑤)に保存し、樽で寝かせた原酒をブレンド、製品化。といった流れに模型が造られています。
軽く説明を受けたらいよいよ実際の製造現場へ向かいます


ガイドの方に連れられてくる最初の部屋が仕込・発酵室です。
案内される各部屋がカードキーによるオートロックで管理されており、設備もしっかりしています・・。
部屋に入るなりまず目に入ってくるのはこの大きな仕込窯。

これだけでも直径10メートルぐらいはあるのではないでしょうか。
そんな大きな仕込窯がまず2つ目の前に飛び込んできます。
ここでは原料である大麦麦芽と水を合わせ、約6時間程で麦汁になるとの事。
部屋一面麦の香ばしい香りが漂っていますが、熱源を使っている為、なにせ部屋の中は蒸し暑いです。

そして通路真裏を振り返ると、ガラス越しに発酵室があります。
現代ではステンレス製の発酵タンクも多いようですが、山崎は木桶にこだわっているとの事。(もちろんステンレスタンクもあるようです)
画像だけではひょっこり顔を出しているだけの木桶ですが、なんと全長は4.5mにも及ぶ高さ。そして木桶を用いる理由は、重厚でふくよかな味わいの原酒を作りだす為との事。
ガイドの方もこだわりポイントとしてご説明されていました。

お次は蒸溜室へ。


こちらは先ほどの部屋と違い更に温度が高い部屋の為、説明は部屋の前で行われました。
この部屋では先程の醗酵させたものを蒸溜させるのですが、ポイントは水とアルコールの沸点の違いを利用して分離させるという事。
水の沸点が100度なのに対し、アルコールの沸点は78度。
この違いを利用し、蒸溜してアルコール度数を高めていきます。
この作業で発酵までにあった液体の量は10分の1までなくなるそう
そしてポットスチルの形も様々あり、この違いを使い原酒の作り分けをされているそうです。
この作り分けというのは世界的にも珍しいようで、ここの作り分けと樽の組み合わせによって多彩な原酒を作り上げるわけです
この部屋は先ほどの仕込み・発酵室の麦の香りから、焼けたトーストのような香りに変化しており、アルコールの香りがぐっと立ち込めていました。
続きの熟成庫と樽、実際に構成原酒を用いてテイスティングは後半にてご紹介させて頂きます。
是非、後半もお付き合いください
—————————————————————————————
.
【本店 リカーランドひかみや】
〒669 - 3311
兵庫県丹波市柏原町母坪 345
TEL➡️0795-73-0968
FAX➡️0795-73-0252
営業時間➡️9:00〜20:00
.
—————————————————————————————
.
【篠山店 葡萄屋晴治郎】
〒669-2325
兵庫県篠山市二階町40-1
TEL / FAX ➡️0795-06-4639
営業時間➡️10:00〜18:00
.
—————————————————————————————
✅是非SNSのフォローもよろしくお願いします!
オンラインショップはこちらをご利用ください

本日は・・・
見習いの休日シリーズとしまして、山崎蒸溜所見学ツアーに参加してきました

今回はツアーについて前編・後編に分けて投稿させていただこうかと思います。
今でこそNVですら人気で入手困難なジャパニーズウィスキーの代表格とされる「 山崎 」。
そんな山崎が出来上がるまでや、どういった環境で作られているのかが気になり訪問してきました。
是非、少しでも山崎ウイスキーの魅力や、生産現場についてお伝えできればと思います。
受付を済ませ、ツアー前に山崎蒸溜所についての説明、製造工程をミニチュア模型で確認。

山崎蒸留所は、大阪と京都の境界にある「大阪府三島郡島本町山崎」に位置する、サントリーの蒸留所のことです。
1923年に建設されたサントリー山崎蒸留所は、日本初の本格的国産ウイスキー、「白札(現在のサントリーホワイト)」を誕生させた蒸留所で、他にも「角瓶」「オールド」「山崎」など、日本を代表する様々な銘柄を誕生させたことで有名です。
また、この地に建設された理由として、山崎は桂川、宇治川、木津川、3つの川が合流し、淀川となる場所の付近にあります。
山崎は辺り一帯が山に囲まれていることに加え、3つの川の合流地点付近に位置することから、濃い霧が立ち込めやすい環境にあります。このような湿潤な自然環境は、上質なウイスキー造りには欠かすことができない条件の1つで、さらに名水にも恵まれた山崎は、ウイスキー作りにとっては非常に優れた環境にあるという事から建てられたとの事です。

製造の工程は手前から
原料となる大麦麦芽(①)を、仕込窯(②)に山崎の水と合わせ麦汁を作り、木桶(③)にて発酵。
発酵させたものを蒸溜器(④)で2回蒸溜しアルコール度数を高め、出来上がったものを樽(⑤)に保存し、樽で寝かせた原酒をブレンド、製品化。といった流れに模型が造られています。
軽く説明を受けたらいよいよ実際の製造現場へ向かいます


最初に案内されるのが仕込・発酵室

ガイドの方に連れられてくる最初の部屋が仕込・発酵室です。
案内される各部屋がカードキーによるオートロックで管理されており、設備もしっかりしています・・。
部屋に入るなりまず目に入ってくるのはこの大きな仕込窯。

これだけでも直径10メートルぐらいはあるのではないでしょうか。
そんな大きな仕込窯がまず2つ目の前に飛び込んできます。
ここでは原料である大麦麦芽と水を合わせ、約6時間程で麦汁になるとの事。
部屋一面麦の香ばしい香りが漂っていますが、熱源を使っている為、なにせ部屋の中は蒸し暑いです。

そして通路真裏を振り返ると、ガラス越しに発酵室があります。
現代ではステンレス製の発酵タンクも多いようですが、山崎は木桶にこだわっているとの事。(もちろんステンレスタンクもあるようです)
画像だけではひょっこり顔を出しているだけの木桶ですが、なんと全長は4.5mにも及ぶ高さ。そして木桶を用いる理由は、重厚でふくよかな味わいの原酒を作りだす為との事。
ガイドの方もこだわりポイントとしてご説明されていました。
仕込・発酵室を抜けると次は蒸溜室へ。

お次は蒸溜室へ。


こちらは先ほどの部屋と違い更に温度が高い部屋の為、説明は部屋の前で行われました。
この部屋では先程の醗酵させたものを蒸溜させるのですが、ポイントは水とアルコールの沸点の違いを利用して分離させるという事。
水の沸点が100度なのに対し、アルコールの沸点は78度。
この違いを利用し、蒸溜してアルコール度数を高めていきます。
この作業で発酵までにあった液体の量は10分の1までなくなるそう

そしてポットスチルの形も様々あり、この違いを使い原酒の作り分けをされているそうです。
この作り分けというのは世界的にも珍しいようで、ここの作り分けと樽の組み合わせによって多彩な原酒を作り上げるわけです

この部屋は先ほどの仕込み・発酵室の麦の香りから、焼けたトーストのような香りに変化しており、アルコールの香りがぐっと立ち込めていました。
続きの熟成庫と樽、実際に構成原酒を用いてテイスティングは後半にてご紹介させて頂きます。
是非、後半もお付き合いください

—————————————————————————————
.
【本店 リカーランドひかみや】
〒669 - 3311
兵庫県丹波市柏原町母坪 345
TEL➡️0795-73-0968
FAX➡️0795-73-0252
営業時間➡️9:00〜20:00
.
—————————————————————————————
.
【篠山店 葡萄屋晴治郎】
〒669-2325
兵庫県篠山市二階町40-1
TEL / FAX ➡️0795-06-4639
営業時間➡️10:00〜18:00
.
—————————————————————————————
✅是非SNSのフォローもよろしくお願いします!
