どうも、ひかみや矢持です。




カメカベ―

おとなり京都の丹波ワイナリーさんが

亀岡の農園、京都府亀岡市曽我部町寺で

福岡裕和氏が丹誠込めて栽培したカベルネソーヴィニヨン。



勝手に略してカメカベ。



初めて飲んだのが5、6年前だったでしょうか、

亀岡のカベルネ?

正直、あまり期待をせず飲んだので、

私にはインパクトが強く残っている1本です。



奥丹波の田舎酒屋より

当時の印象は、

色はあまり濃くなく淡いガーネット。

香りはしっかりカシス系のなかに樽にニュアンスも感じ取れ、

抜栓直後でも渋みが柔らかく丸みを感じました。

素直に「美味しいやん!」


奥丹波の田舎酒屋より

若干ボリューム感、余韻に欠けますが、

飲み心地いいワイン。

亀岡らしさとかは分かりませんが、

テロワールの特徴が出ているのかなと

勝手に想像すると楽しくなります。


このブドウを作っておられる福岡氏は、

飽くなき探究心と熱い情熱を持った

素晴らしい生産者の方と聞きます。


これからのカメカベを期待せずにはいられません。




そんな将来性を期待していた亀カベワイン。

昨日の「きき酒会」で久々に飲めるかな?と楽しみに

いざ試飲へ・・・



あれ?亀カベの姿が・・・





はい、実は2009年産を最後に造られていません。

大変残念です。



丹波ワインさんも亀岡のブドウでワインを造りたいそうですが、

肝心のブドウが今作れない状況なんです。


生産者の福岡氏が腰を痛められ、畑の管理が出来ず、

丹波ワインさんも多くの自社畑を所有されているので、

畑の管理は今は手一杯な状況だそうです。



造れる環境と作れるものがあるのに造れない。

福岡氏のノウハウはあるので、

あとは動かす体さえあれば亀カベも復活できるのに・・・・・

なんとももどかしい気持ちです。






私自身、是非ともお手伝いしたいところですが、

ひとりの力ではどうにもなりませんし、頻繁に畑へ出れません。



ここはひとつ皆様!

カメカベ復活にお力を!


安易に言っておりますが、本当に皆様から多くの声が挙がれば

丹波ワインさんと良い方向へ進められるかもしれません!?