どうも、ひかみや矢持です。








毎年この時期の定番といえば


奥丹波の田舎酒屋より

丹波篠山の自然が育んだ逸品

山の芋

丹波篠山特産物として知られる山の芋は、この地方で江戸時代中期から栽培されており、丹波の恵まれた気候風土と先人のたゆまぬ系統選抜並びに技術革新により、豊富な栄養を含む健康食品がつくり上げられてきました。

ご自宅用、贈答用(お歳暮)としても人気の商品です。


特性〉

ツクネイモ群の「大和イモ黒皮種」に分類されるもので、自然薯(ジネンジョ)のように自生するもの(野生型)ではなく、栽培型の作物です。

主な成分は澱粉 ・ たんぱく ・ 粘質物 ・ 水分で、特に粘質物は多量に含まれ、すりおろした時の粘り強さは他の芋類よりも格段に強いのが特長です。


効能〉

他の芋類と異なり、消化酵素ジアスターゼが多量に含まれ、生で食べても消化不良を起こしません。また、高級植物たんぱく質ミニーシン(粘液質)を多く含み、強壮、疲労回復、高血圧防止などの薬効も十分あると言われています。


食べ方〉

まずはアク抜きを


奥丹波の田舎酒屋より

①山の芋の皮をむく

山の芋をきれいに洗い、他の芋類よりやや厚めに皮をむいて下さい。


奥丹波の田舎酒屋より
②山の芋のアクを抜く

水2カップに対して酢大さじ1の割合の酢水に20分程つけるとアクが抜けます。又、これをすることにより表面の滑りも取れ、あとの調理もしやすくなります。
※山の芋のアクは、収穫してから日数がたつ芋ほど少なくなります。アクの苦手な方は、しばらく置いてからお食べ下さい。



奥丹波の田舎酒屋より
③山の芋をすりおろす

山の芋の水気をふき取り、すり鉢の内側ですりおろして下さい。さらに“すりこぎ”でよくすります。

※おろし金の場合はきめがあらくなるので、十分に“すりこぎ”ですって下さい。


すりおろした生とろろをとろろ汁いそべ揚げ山かけ丼にしたり、

お味噌汁、お吸物、お鍋に入れたり、

お好み焼きピザに入れるなど、

アイデア次第で広がるレシピ!もちろん、そのままでも美味しく頂けます!




丹波篠山ならではの旬の味覚をご賞味ください。