拒否から始まる | 肺癌なわたし。8月8日生まれの未来は明るい!

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ALK患者もうすぐ5年目を迎えます!

こんばんは
今日もこのブログを見て下さる方
ありがとうございます。

2011年8月


呼吸器外科の
華奢先生とまこと先生
お世話になりました!
このまますんなり経過観察かと
思いきや

次は呼吸器内科へ行けと。


呼吸器内科の教授先生。

この先生、声が大きくて何だか患者を
元気にしてくれそうないい感じ

だったのに。

「あなたは、
無事手術で取れたけど、
この2年以内に必ず転移するから、術後補助的抗がん剤をしましょう!」


イヤな事、明るく言うなーっ!!
もう!

おまけに2度も同じことを言った。




うーん、これは試練だ。

補助的抗がん剤。。

とにかく抗がん剤がどんなものなのか
分からない。



ここから私は毎日図書館に通って

色んな本を読んだ。

標準治療の本
抗がん剤はしなくていい!本
こんなの食べたら治りましたー。本
ノンフィクション闘病本。


どれだけ読んでも、読んだらそれだけ
悩みが増えて私の答えは毎日違う。

やっぱり治療はしやなあかんな!

いや、もう充分人生経験楽しんだ!
悔いはなし!

私らしく生きたい!
私らしく生きたいから治療はしやんよ!

でもしたら、元気になったって人もおったしな。

このとき話を聞いてくれた友達には
本当に申し訳ないことをした。

こんなこと言われても本当に困ったと思う。
否定も肯定も出来るはずない。
ごめんなさい。。
そして根気よく聞いてくれてありがとう。


さんざん悩んでいたが、とうとう
明日ははじめての抗がん剤で入院する日。

うわーーーっイヤだよーー。


何にも気持ちが決まってないし、こわい!
とにかく怖い!!


携帯を手に。。。

や、やめよ。。。


私は呼吸器内科に電話

「明日から入院予定なんですけど。。。
あの、やめます。」

「えっ??やめる?」

電話に出たのは教授先生でなく、病棟担当の先生だったけど、びっくりした様子。

はい、やめます。。。


何度か聞き返されたけど、とりあえず
次の受診の予約を入れて電話を切った。


なんだかほっとした。。。

間違った選択かもしれない。

でも、すごくほっとした。。

しかし、さらに苦悩は続く。。。