ただいま。
先ほど、非常口さんの葬儀を済ませてきました。
非常口さんは小さな小さなお骨になって家に帰ってきました。
心配して一緒にきてくれた友達Yちゃんと
小さなお骨を拾ってきました。
いっぱいいっぱい泣いてしまいました。
最後に非常口さんを抱き締めて
非常口さんは天に登っていきました。
帰り際に今日、休診日なのに非常口さんの点滴のために開けてくださってた先生に挨拶に行き
非常口ちゃん、すごい頑張りましたね。
飼い主さんにどれだけ愛されてたかわかりましたよ。
この子の生きようとする力は凄かったです。と…
また泣いてしまいました。
泣くのは今日だけにします。
できるかな?
今さらながら、非常口さんのデカさを感じます。
みんなありがとう。
あった事もない非常口さんの為に祈ってくれて
泣いてくれて
パワーをもらったから非常口さんもここまで頑張れたんだと思います。
先生が
身内の死のつらさとは、ちょっと違うんですよね
動物の死って…
自分の一部と言うか、分身だから。
うん、そうだなって思ったよ。
自分よりも先にいってしまう小さい命。
わかっててもツラい。
残った子らには非常口さんのように、非常口さんの分まで
頑張って長生きしてもらおうじゃないか!
帰宅してキジトラ部屋の一番高い棚に非常口さんを置きました。
消火器と警報機が非常口さんのお骨にすりよって、まるで生きてた時みたいにスリスリするので
言ってる側から泣きました。
消火器と警報機に
ひーさんの分まで頑張ろう!!と声かけました。
今はみかんとにょろりのケンカを眺めてます。
たくさんありがとう。
昨日の夜、歩けないのにトイレに行こうとしました。
ここでしちゃっていいんだよ、と言ってもしません。
少しだけ出てしまい、ごめんね、と言う顔で私を見ました。
今日の夜中に非常口さんが虹の橋を渡ってしまいました。
3日前くらいからご飯もお水も取れなくなり、ダルそうにしてたので
最後の時が近いな、と覚悟は決めたつもりでしたが
やはりその時がくると辛いですね…
苦しいはずなのに、力を振り絞って、いつもの様に私の右腕まで来て、腕枕で横になると抱き締める形で手を伸ばした時、涙が出ました。
最後は血を吐いて苦しかったね。
息が少しずつ弱くなって、うーん…と最後に大きく伸びをして、静かにいってしまいました。
2000年3月、吉本興業の若手芸人に拾われ、いいって言うまで預かってくれと言われてから、もう11年。
小さい時から病気満載で、いっぱいいっぱい病院に通ったけど、よくぞ11年も頑張ってくれました。
消火器と警報機も母親がわりで面倒みてくれた事、非常口さんがいたから安心でした。
長い闘病生活も、嫌いな薬も嫌がらず、奇跡が起こって完治するんじゃないかって本気で思ったけど、よくよく考えたら、非常口さんが私のところに来てくれた事が奇跡なんだと、今さらながら思います。
非常口さんは私のナイトでした。
最後までかっこ良かったよ。
冷たくなってく非常口さんを撫でながら、ありがとうしか言えませんでした。
もう苦しくないね。
薬も飲まなくていいんだよ。
でも
もうちょっとだけ一緒に居たかったなぁ~…
一緒に12年目のお正月を迎えたかったなぁ…
寂しいなぁ…
でも非常口さんの頑張りを見習って早く復活しなきゃ。
今までいっぱい応援してくれた皆さん、本当にありがとう。