将来のわたしへ | ひじきの海藻日記

ひじきの海藻日記

のんびり自由に不定期更新。ようこそ。

こんにちは、お久しぶりです。
ひじきは昨年20歳を迎えまして
さらに大学も3回生となり着々と大人への道を年数上、進んでいるようです。
まだ誰かに守られて生きたい、と強く願う20歳です。甘っちょろいです。

さて以前ブログにも書いたような気もしますが
今は演劇をしています。
3月の上旬にとある公演の本番を迎えまして
次は6月上旬の本番のため昨日から稽古が始まりました。
私にとってはとても刺激的かつ、シンプルな手法で演劇をする集団で
なんだか好奇心やら探究心やらが
抑えられません。
4月から本格的に始まる稽古が楽しみでなりません。
演劇は、面白いです。私にとってはとても魅力的な文化で
どうやらそれをやめられなさそうです。
自分がしていて楽しい、だけではない何かが演劇にはあります。
社会、人間、上演する土地、色んなものが絡み
日々、スタイルが進化していく演劇に目が離せません。
日本ではそこまで演劇はメジャーなカルチャーではないですが
そうだとしても、わたしは日本でする演劇が好きです。

まあ、そんな演劇好きと宣言するひじきですが
何故演劇が好きなんだろうなってよくよく考えてみたら
シンプルに芸術だからだと思います
心の底から芸術に身を尽くしたいのだと思います
では、絵や音楽も芸術じゃないか、なぜ演劇なのか?
わたしは絵を描くのも歌を歌うのも物を作るのも好きですが
演劇ほど目の前にいる人間の人間性や本質を見て
他人と共に作っていく芸術、まだわたしは知りません。
わたしも変わる、相手も変わる、その微妙な変化が作品の変化となり、それが如実に現れるのが演劇です。
わたしはわたしが好きです。それには劣りますが他人も好きです。だから他人と作品をつくるのだと思います。
演劇に依存、他人に一時的に依存。そんな生き方でも演劇はわたしを一人で立たせてくれます。何のために演劇をしているのか、と聞かれ
社会のためとか、文化を豊かに、だとかそんなかっこいいことは言えませんが
自分のために、そして自分と同じ演劇をしていきたい未来の人のために
わたしは演劇をしようと思います。

とまあ、何の意気込みなんでしょうね
多分、将来のわたしへのお手紙だと思います。頑張れ。頑張る。