枯らせて諦め、放ったらかしにしていた
植物から新芽が生えていた。
我が家に来て、かれこれ10年は経ったワイヤープランツ。
痛恨の水やりミスでカラッカラにしてしまい、枯らせてしまった。
そのまま隅に追いやって1ヶ月くらい経っただろうか。
そろそろ処分しなくちゃなとおもい、鉢に手をかけて驚いた。
鳥の巣のような枯れ木の真ん中、根元付近に新しい芽が生えていたのだ。
生命の力、生きようとする力に心動かされる。
諦めることなく、チャンスが有ればいつでも生きる。
死ぬまで生き続ける。
人の考えや行動とは違う次元で、生きている。
植物を育てていると、こちらの求める美しさなんかはお構いなしにジャンジャン大きくなる。
コントロールするのは、人の勝手な都合。
生きて生きて生きまくるのは、植物の本能。
生きる力は、死ぬまで決して諦めない。
そんなところが美しく、
わたしは植物を育てている。
八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト
ひじき石塚