他者目線ってなんだ?~名刺デザインを考える~ | 八百屋ではたらくアーティストひじき

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絵画・写真・デザイン・表現・生きていて感じること

を綴ります

 

デザインは、思いやり。

客観的な視点と技を駆使して、世の中をかっこ良く、風通しよくしている。

どう見られたいかと、どう見えているかは自分ではわかりにくい。

 

きょう、久しぶりにヒトから褒められた。自分では、謙遜の部類に入るデザインで。

それは、かさこ塾の宿題で前回受けた講義をもとに、両面の名刺を30枚作ってきなさいというもの。

 

以下は、実際に自分で名刺をPCでデザインする前に気をつけたポイント。

 

 1 全体のイメージを紙に書いてまとめておく

 2 この名刺での売りは何なのかを突き詰める

 3 プロフィールをまず、しっかり作り上げる

 4 組み込む内容を絞っておく

 

ということで、あとは脳天から火を吹きながらも冷静に客観的にデザインしていく(笑)

で、必ず誰かに見てもらって意見をもらう。

その後、さらに手を入れ、実際にプリントアウトしてみてチェック。

 

だいたいこの時点で、

 

 ・文字を詰め込み過ぎ

 ・色がとっ散らかっている

 ・誤字脱字を発見!

 

デザインを修正しまくり、血反吐を撒き散らし、情けなさと自尊心の両端で心が散り散りに。

さまざまなポイントを克服してなんとか頂上に上り詰め、出来上がりとなる・・・。

 

 

出来上がりとなるのだが、ならんのだ!

 

 

だいたい、自分一人の力だけで作る名刺はショボくて話しにならん!

素人なんだからデザインもショボいが、何をやっているのかがさっぱりわからん。

何をしていて、何でそんなことをやっていて、何故そんなことをするのか。

アドレスを載せまくっていても、はっきり言って信用できねえんだよ!

そんなんで、お前のサイトにアクセスなんぞするわきゃねえだろ!

 

というのを、ワラビーズ結成以来、幾度となく自分の名刺で実践してきた。

 

でも、今回の名刺作りは何かが違った。

 

かさこさんの教え方が秀逸なのは間違いない。

いままで、他で勉強してきたこと、突き詰めてきたバンドへの姿勢、ビジョン、活動などがスルスルとラーメンを啜るように腹に落ちた。

 

ほとんど迷うことなくデザインの大枠が決まり、作業に没頭。

持てるチカラを最後の一滴まで絞り出して間に合わせた名刺はこんなのです。

 

↓↓↓

 

 

デザインは学生時代に、東京デザイナー学院で心の底から楽しんで必死に勉強した。

わたしはワラビーズのデザイン以外は、ほぼ誰のも何も手がけてきておりません。仕事にもしていない。

 

今回の名刺は思いの外、お褒めをいただいた。これ、仕事に出来るよ~とか。

んなご冗談を。どうせリップサービスやろ?と、一歩ひいて勘ぐってしまう。

 

ただ、誕生数秘学ティーチャーのよっちーさんから言われたひとことが心に残る。

 

「自分で出来ないって決めちゃうのは、心にブレーキかけてますよ」

 

 

自分で思っているのと人には違って見えていることもある。

誰かに自分のことを聞いてみよう。

 

 

八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト

ひじき石塚