「瓔珞(エイラク)」
奴婢から皇帝の妃になる女性の話だが、単なる成り上がりの話ではない。
主人公-魏瓔珞は、まず、姉の死の真相を解明するために、女官となり宮中に入る。
そして、真相を解明したのち、姉の仇を討つ。
だが、ただそれだけの物語ではない。
姉を死に追いやったのは皇帝の弟である。そればかりではない、実際には自殺ではなく殺されていた。殺したのは皇帝の弟ではない。その母であった。彼らに復讐をする。
ただの奴婢である女官が。
しかし、ただの復讐ではない。半沢のように徹底的に仇を討つ。結果、姉の敵を死に追いやる。そのため敵には嫌われる。また、同時に成り上がっていくものだから周りから嫉妬され、度々陥れられる。
それにもかかわらず、完璧にやり返していく。そして、同時に自分が好きな者たちからは好かれ、皇后からもとても好かれる。そして、皇后の弟フコウからも。
そのフコウとは相愛ではあったが、身分の違いから皇帝に阻まれる。
その後、宮中のいざこざから皇后がその王子と共に死に追いやられる。
そしてどん底に。
しかし、そこからまたエイラクの復讐が始まる。
そこから再度成り上がり、皇帝の妃となる。嫉妬から何度も陥れられる。
しかし、半沢のようにやり返す.........。
日本の「大奥」のようでもあり、現代の実社会でのいじめの構図と同じでもあり、半沢のようでもある。
いや、半沢なんかは目ではない。半沢は倍返しから1000倍返し。
エイラクは10000倍返しかそれ以上!
これは誰もが見たほうがいい。