パッツィ・ヒグチ個展「恐怖の学習」 | 土方美雄の日々これ・・・

パッツィ・ヒグチ個展「恐怖の学習」

ギャラリー・フーから、タクシーに乗って、JICA横浜へ。

まずは、2階の大回廊で、29日まで開催中の「ラテンアメリカ探訪アート展 NOSOTROS7」へ行き、私の作品の手直し。骸骨の乗った空き缶が、倒れて、ホーローの洗面器の中に、頭を突っ込んだ状態になっていると、イイヅカ・サトコさんよりメールで写真が送られてきたので、それをもとに戻す。まぁ、観た方は、頭を突っ込んだ状態なのが、あるいは、正しい状態だ思われているのかもしれないし、それでも、何となく違和感はないのですが、一応、作者の私にも、こだわりがあるので・・ねッ。

その後、その場でしばらく、ボーッとしていたが、そういえば、隣の移住資料館で、ペルーのアーティスト、パッツィ・ヒグチさんの個展「恐怖の学習」が開催されていたよなぁ・・と、思い出して、入ってみた。

ヒグチさんは、ペルーの国立高等自治美術学校の出身で、絵画を専攻されたというが、今回、出展されているのは、写真作品。コロナ禍の強制隔離下で、制作された、写真というよりは、顕微鏡で観た映像のような、美術作品である。とても恐ろしいが、美しくもある連作群は、是非、多くの人にも観ていただきたい。入場は無料です。

しっかし、どうやって、撮影したんだろう???