早稲田界隈 | 土方美雄の日々これ・・・

早稲田界隈

私は、早稲田大学の学生でも、その関係者でもありませんが、西早稲田界隈は、長く、私のホームグラウンドの、1つでした。というのも、西早稲田には、日本キリスト教団の活動拠点である、日本キリスト教会館や、早稲田奉仕園等があって、長年、ほぼ毎日のように、通っていたからです。一時期、その日本キリスト教会館のすぐ近くの、ワンルームマンションを賃貸して、事務所として使っていたことも、あったのです。

今は亡き「リプレーザ」誌は、日本キリスト教団所属の牧師であった、故小田原紀雄さんが呼びかけ、その盟友であった、共産主義者同盟の、一分派の議長、故小島四郎や、あの「夢野久作全集」等も企画した、三一書房の名編集者の三角忠、戦場カメラマンの大島俊一、さらに私等数名が、それに合流する形で、早稲田の地で、産声を上げました。初代の編集長には、小田原さんが、2代目の編集長には、小島四郎さんが就任、そして、3代目の編集長には私がなり、私の代で、残念ながら同誌は、終刊になってしまいました。

早稲田には、小田原さんや、現代企画室の大田昌国さんなどが、その創業に関わった、アイヌ料理店「レラチセ」(その後、移転)があり、ほぼ毎日のように、そこで宴会をしていたことなども、今となっては、懐かしい思い出です。

そういえば、一時期、早稲田大学教授の吉村作治さんがオーナーの、エジプト料理店「パピルス」も、近くにあって、ランチには、そこへ行くことが多かった・・かな。それが縁で、私は早稲田大学のエジプト学やヒエログリフの公開講座などにも、趣味で、通うようになったのです(えっへん、私はヒエログリフの読み書きが、出来るのだ・・完全にムダな、知識だけれども)。

そういえば、日本キリスト教会館や早稲田奉仕園と、同じ敷地内にある早稲田教会で、今の「反天ジャーナル」の編集者である、桜井大子さんや、私が支援していた、女性だけのロックバンド、THE NEWSのライブを企画して、あまりの大音量に、周辺住民の抗議があって、ライブの最中に、警察官が大挙押し寄せ、一方で、警官と交渉しつつ、ライブも何とか続けるという、武勇伝???も、ありましたね。そのTHE NEWSの妹分が、反戦女性ロックグループの、新月灯花です。

個人的には、今も健在な、ジャンジャン焼き=生姜焼きと揚げ物が名物の「キッチンおとぼけ」や、カレーと牛丼、トンカツの3品しかメニューのない「三品」などにも、よく通った(実は、今も・・汗)。

評論家で、活動家の天野恵一さんが、経営していた古書店「寅書房」なども、近くにあって、穴八幡の境内では、定期的に、その寅書房を含む、青空古書市が、開かれていた。懐かしい、思い出。

今年の8月3日には、その早稲田の地で、しかも、早稲田大学で、ラテンアメリカ探訪の200回記念国際シンポジウムも、開かれる。昼飯は、「キッチンおとぼけ」にしようかな、それとも、「三品」か・・。しっかし、ランチタイム休憩は、たった30分・・って、少なッ。

 

追記 す、スミマセン。交友関係、全部、バラしちゃってま~す。