「伊藤潤二展 誘惑」 | 土方美雄の日々これ・・・

「伊藤潤二展 誘惑」

世田谷文学館で、9月1日まで開催されている「伊藤潤二展 誘惑」へ、行った。世田谷文学館は、京王線の芦花公園駅下車、徒歩5分。駅前の通りを、ずっと歩いて行けば着くので、芦花公園駅へさえ行けば、あとは、いたって、簡単。一般は1000円だけど、シニアは600円。東京都や区の施設は、どこも、嬉しい、シニア料金があるので・・ねッ。

とにかく、展示されている、自筆原画の量が、半端ではない。しかも、その精緻さ、美しさ。溜息が出るほど。だから、シュールなシーンや、グロテスクなシーンも多い、ホラー漫画なのに、会場は20代、30代の女性の姿が、ひときわ、目立っていた。

ただ、平日の昼であることもあるが、「ヒグチユウコ展」の時ほどの、混みようではない。まぁ、少し混んでいても、スムーズに人は流れているので、あまり、ストレスにはならない。とにかく、夏休み前に行くのが、ベストかと・・。

「富江」「うずまき」「死びとの恋わずらい」「双一」などの人気シリーズから、自薦短編まで、伊藤潤二の全画業を、概観出来る構成に、なっている。自分の顔が、渦巻き状に映る、写真撮影装置などの、お楽しみも・・。

特設売店には、展覧会公式図録から、様々なオリジナルの伊藤潤二グッズが、豊富に取り揃えられていて、私もあっという間に、1万円超え。特に、人気フィギュア・アーティストの、藤本圭紀が手掛けた、富江のフィギュアは、とても素晴らしい出来だったが、税込みで3万7400円なりの、完全予約生産で、欲しいけど、さすがに、とても手が出ませ~ん(涙)。

館内のカフェで、少し休んでから、京王線で、新宿経由で、帰宅。新宿では、「陳麻婆豆腐」で、麻婆豆腐定食を食べた。