あれこれ、本のこと | 土方美雄の日々これ・・・

あれこれ、本のこと

西村FELIZさんお薦めの「三体」を、読了。続いて、文庫版の「三体2」の上巻を、読んでいるところ。「三体3」も、もうすぐ、上・下2巻で、文庫化される予定で、そうなると、文庫化されていないのは、前日譚の「三体0」のみ。まぁ、単行本では買わずに、とりあえず、いずれされるであろう、文庫化待ちだなぁ・・と。

面白いか、どうかといえば、まぁ、面白いレベル。私的には、巷でいわれているような、大傑作とまでは、思わない。第1、SFはあまり、日頃、読まないのだ。私の読書は、ホラーと、ミステリィに、偏っている。

三体文明の侵略部隊が、地球に到達するまで、400年以上かかるという設定が、リアルというか、斬新。だから、大方のSFでは、ワープという瞬間移動手段を多用して、物語のスピードアップ化を図っている。到達までに、400年以上かかるんじゃ、もうすぐ73のジジイどころか、10代、20代の若い人でも、さして、危機感を抱かないだろう。だって、到着するはるか前に、もう、死んじゃってるから(笑)。

6月の「ラテンアメリカ探訪」の話者の、中村達さんの本を、アマゾンに発注するか、どうか、考え中。買っても、多分、読まないような気もするし、Zoomなので、質問とかせずに、お話をただ、黙って聴いているだけで、すみそうだし・・。第1、チャットで質問したこと自体が、ただの1度も、ない。画面にある、チャットというアイコンをクリックして、入力すれば、いいんですかね???チャットでの質問は、その大半を、司会者である水口さんがしていることを、私は知っている(笑)。

今、家では、重信房子さんの「パレスチナ解放闘争史」を、読んでいるが、あまりにも大著すぎて、一向に、先に進まない。こんな長い文章を、よく、獄中で書けたものだ。資料は、一体、どうしたのか???まさか、全部、頭の中に、入っていたわけじゃ、ないよね、重信さん。

作品社には、ダメモトで、パレスチナの画家たちの本でも出しませんか???と、書いて、送っておいた。どうせ、実現しないだろうから、上條先生には、いっていませんけれども・・。第1、私が過去に出した本の編集者の、U君が、まぁ~だ、作品社にいるか、どうかも、わからない(多分、いると思うけれども)。このU君が、何度、書き直しても、さらにダメ出しをしてくる、鬼か悪魔の、編集者でしたぁ~。多分、4度くらい、書き直した。もう2度と、この人のもとで、本は出したくない。ハイハイ、人の悪口は、やめませう。