「it's展」と昨日の「ラテンアメリカ探訪」 | 土方美雄の日々これ・・・

「it's展」と昨日の「ラテンアメリカ探訪」

昨日は、「ラテンアメリカ探訪」の日。でも、その前に、有楽町で途中下車し、銀座の渋谷画廊で開催中の「it's展」へ。出展者の中に、「ラテンアメリカ探訪アート展」にも出展して下さっている安藤二葉さんがおられるからで、安藤さんは木版画に着色された作品2点と、毎回、全出展者が共通テーマで競作されるコーナー(今年のテーマは、「生きる」)に1点の、計3点の作品を出されていた。安藤さんご自身も在廊されていたので、少し、立ち話。

その後、銀座から地下鉄で、秋葉原へ。今回の「ラテンアメリカ探訪」は、埼玉大学ほか非常勤講師の福原弘識さんによる、「古代メキシコ中央高原における環境変動と国家誕生」と題したお話。巨大都市国家テオティワカンの誕生と、同地で頻発した火山噴火と、それに伴う環境変動と人口の移動との関連とを、実証的に検討するために実施している最近の調査報告に基づく発題は、特に私には、とても興味深かったが、参加者は残念ながら、9人と少なかった。

また、現在、茨城の笠間日動美術館で開催中の「古代文明への旅~アステカ、マヤ、インカまでの道のり~」に、大量の所蔵品を貸し出されているBIZEN中南米美術館の森下館長がお見えになり、新たな収蔵品となったメキシコや各地の土偶等の実物を、実際に持参して、紹介して下さったのも、大変、嬉しいハプニングでした。お見えにならなかった人、残念ッ!!!

会終了後には、福原さんと森下館長を囲んでの懇親会も、少人数ながら、実施しました。

次回は、5月28日。メキシコの民衆音楽である「ソン・ハローチョ」のお話です。残念ながら、私は大阪で講演会のため、出席出来ませんが・・。