「死霊館 エンフィールド事件」 | 土方美雄の日々これ・・・

「死霊館 エンフィールド事件」

ジェームズ・ワン監督による実話(とされる)ホラー「死霊館」の続編。もっとも、「死霊館」の前日譚である「アナベル 死霊館の人形」も、スピンオフ作品として、すでに製作されているので、シリーズとしては第3弾である。

「死霊館」事件で、活躍したウォーレン夫妻が、今度はロンドン北部の街、エンフィールドに住む、シングルマザーと4人の子供の一家を襲うポルターガイスト現象の謎に挑む・・というお話。こけおどしを極力排した、正統派のオカルト映画として、キチンとつくられているが、そうであるが故に、悪魔はその名前を呼ばれると退散するといった、いわば、お約束事に、終始、縛られ、非キリスト教文化の世界に住む私などには、少し、興ざめな部分も・・。

それに、これは「実話」なので、1977年に起きた実際の事件の結末も、もう、わかっているし・・ねッ。

ハイハイ、つまらぬケチをつけて、ゴメンナサイ。実話かどうかは、さておいて、それなりに「良質」なオカルト・ホラー映画です。

最後に、チラッと、あのアナベル人形も、出て来ま~す。

昨日の昼間、川崎の109シネマで観ましたが、上映開始間際に、ドッと入って来た、高校生らしき男女数人のグループの中の男に、主に私の顔を見ながら、「おっ、ホラーなのに、ジジイとババアばっかじゃん」と、大声でいわれてしまい、少し、めげました(泣)。