えらく疲れた、年だなぁ・・と | 土方美雄の日々これ・・・

えらく疲れた、年だなぁ・・と

金安さんに同行し、中南米マガジンから出す「パラグアイ戦争史」の打ち合わせで、本の監修をお願いしている横浜国立大学の藤掛洋子さんらと、JICA本部のある麹町のビルの休憩室で、お会いする。9月末までの刊行に向けたタイムスケジュールなども詰めることが出来て、まずは一安心。

その後、地下鉄で有楽町に出て、スパンアートギャラリーで開催中の「不可思議な遊戯2014」展へ。初日に行った時には、未展示であった生熊奈央さんの「やすらぎの地」が、展示されていた。ギャラリーには、たまたま、当の生熊さんも来場されていたので、少し、立ち話。ついでに、初日には搬入が間に合わなかったという、その新作の「やすらぎの地」も購入。これで、とりもあえず、義理は果たした。来月、大阪での初の個展も決まったそうだ。いくら生熊ファンの私とはいえ、さすがに、大阪までは応援に行きませんが・・。

午後4時から開催される、アートコンプレックスセンターでの「アート&デザインフェアー2014」のオープニングにも顔を出すつもりだったが、生熊さんから、軽食やお酒も出るので、ものすごく混むと聞いて、たちまち、行く気力が失せ、八重洲ブックセンターに寄ってから、帰宅。

えらく疲れた、年だなぁ・・と。

元小川プロの出身で、映像作家の福田克彦さんの未完の大著「三里塚アンドソイル」(平原社、4850円+税)が、アマゾンから届いたので、早速、読み始める。

私は三里塚芝山連合空港反対同盟の分裂に際し、いわゆる北原派を支援してきたこともあって、熱田派の側にいた、もしくは、私が勝手に、そう位置づけた人の本を、これまでほとんど、読んでこなかった。今思えば、大いに公平さを欠く読書だったと、そう思う。