「トランスフォーマー リベンジ」
ハッキリいって、見どころはCGくらい。
確かに、前作よりスケール・アップはしているが、それは単に前作以上にお金をかけただけで、ストーリィは単純で、しかも、結構、モタついている。トランスフォーマーたちの戦いを除けば、テーマは遠距離恋愛と親子愛って、おいおい、少し、古すぎないかい???って感じ。
しかも、肝心要のトランスフォーマーたちが個々には没個性的で、入り乱れて戦うと、もうどっちがどっちだか、サッパリわからない。驚異のトランスフォーム・シーンも、2作目となると、もう見慣れてしまって、たいして驚かないし・・ねッ。
まぁ、スピルバーグ印で、マイケル・ベイ作品なので、もともと、CG以外に期待するのは無理、と割り切って観ても、あまりにも穴のあるストーリィと、身上のスピーディ感を削ぐモタモタした展開に、欲求不満は高まるばかり。ハッキリいって、ハッキリいわなくとも・・凡作です。
3部作なので、トランスフォーマーたちの戦いには決着がついていません。
それから、私の席の後ろの座席のお二人さん、いくら期待外れだからといって、上映中、ずっと、しゃべり続けるのは、やめてね・・。