「TRASH-UP!!」vol.2の感想など | 土方美雄の日々これ・・・

「TRASH-UP!!」vol.2の感想など

その前に、一言訂正。一昨日のメキシコ学勉強会のテーマは、アルゼンチンのタンゴではなく、ダンスでした。アルゼンチンのダンスはタンゴだけではないというお話なので、「アルゼンチンのタンゴ」ではいかんですね。すいません。参加者は24名で、あと2名来れば、久方ぶりの黒字でした(残念)。メキシコ学勉強会は、会場費400円しか取っていないので、通常の部屋なら20名、今回のように大きめの部屋だと、25名は来ないと、採算が取れないのです。ほとんど、持ち出しでやってま~す。皆さん、ご参加のほど、よろしく。

ところで、その一昨日、「古書ほうろう」にて購入した「TRASH-UP!!」vol.2の、とりあえずの感想です。実にビジュアルなつくりで、しかも、DVDのおまけ付き。これではよほど売れないと、それこそ、採算は合いませんね。

まず、冒頭の「座談会:2008年ホラー映画総括」を読みましたが、そこで取りあげられていた映画の大半を私は観ていたので、ホラー映画ファンとして、私もマアマアだな・・などといい気になっていたら、ドーンと、地獄の底に突き落とされました。さすが、トラッシュ・カルチャーの専門誌、ディープな記事が満載で、自分の力不足を実感。大関・横綱と幕下くらいの差は、ゆうにありますね。さすがです、「TRASH-UP!!」。次号は私の大好きなダリオ・アルジェントの特集だとのこと、大いに楽しみにしております。しかし、私が買った「古書ほうろう」には今号も、私が買ったら、あと1冊しか残っていませんでしたし、一緒に買いたかったvol.1は、もう在庫がないとのこと。一体、どこで買えばいいのかなぁ???扱っているところの一覧みたいなものが、載っているといいと思います、屑山さん。

ところで、驚いたのは、おどろおどろしい記事の中に、さりげなく、メキシコの若手シンガー・ソング・ライター、ナタリア・ラフォルカデさんへのインタビュー記事が載っていたこと。実は、私もナタリアさんにインタビューして、「中南米マガジン」vol.21に、「中南米マガジンはナタリア・ラフオルカデさんを断固、応援します」という記事を書いたのです。

私が以前出していたホラー専門の同人誌「エンブリヨ」は、あくまで同人誌だったので、同人(つまり、会費を払った人)の作品はすべて掲載する必要があり、頁数との関係で、特集とかは組めませんでした。今年中に出したいと思っている復刊準備号(通巻11号)は、同人誌ではなく、私の個人の資金で出すので、少しは土方色が出せるかと・・。いずれにせよ、「TRASH-UP!!」を読んで、そのレベルの高さに、少し、めげました。でも、目指せ、とりあえず、「古書ほうろう」の平積み???です。もちろん、他にもおくけど・・ねッ。