ようやく決着、さぁ、映画でも・・と思っていたが | 土方美雄の日々これ・・・

ようやく決着、さぁ、映画でも・・と思っていたが

苦戦していた10月15日号の特集がようやくまとまり、今日(16日)降版。発行日から1日遅れてしまったが、大幅な遅れとはならず、安堵。

降版が終わったら、案内状をもらっていて、まだ行っていない映画の試写会がかなりあるので、精力的に回らねば・・と思っていたのだが、昨日の夕方、母から私の携帯に電話があり、母方の祖母が亡くなったとの報。今年の8月に三回忌をすませた父方の祖母は102歳まで生きたが、母方の祖母は105歳。「大往生」といえるが、やはり、いくつになっても母は母で、その死を知った母の落胆ぶりが電話からも伝わってくる。足が悪く、母の上京が難しいので、私が代理で、水曜の通夜と、木曜の葬儀・告別式に出ることになる。

母方の祖母はもう何年も自力歩行が出来なくなっていたが、最後まで意識は明瞭で、車椅子で養老ホームの行事に参加し、3度の食事もちゃんと食べていた。同じ長寿でも、痴呆が進行し、ほとんど意識がない状態で、栄養ドリンク、最後は点滴以外、何も受け付けなくなっていた父方の祖母より、よほど幸せな人生だったといえるだろう。その最後も、苦しむことはなかったという。私も子供のころには、いろいろ、世話になった。「大往生」といっても、親しい人の死は、やはり、やりきれない。