街の電気屋さん | 土方美雄の日々これ・・・

街の電気屋さん

昨日、マンションの残金を払って、鍵を受け取った。これでいつでも引っ越せる態勢は整ったと思い、帰りに部屋に寄ってみたら、ブレーカーを上げても、部屋の照明がつかない。えっ?と思って、よく見ると、つかないのは当たり前で、どの部屋にも照明器具そのものがついていない!!!

以前、部屋を見に来たのは昼間のことで、うかつにも、全然、気づかなかったが、念のため、マンション販売会社に電話を入れて確認すると、照明器具は各自で・・とのことだった。これでは週末に引っ越せないので、近くの電気屋さんに寄って、照明器具を取りつけてもらうことにした。街の電気屋さんで買う照明器具のお値段は、もちろん、量販店の売価に比べてかなり高いが、とにかく、すぐに取りつけて・・などという無理がきくし、今後のアフターサービスのことを考えると、大いに頼りになる。

81歳になるひとり暮らしの母などは、電気器具の扱いに疎く、しかも、足腰が悪く、高いところの、切れた蛍光灯を交換することなど、とても出来ない。そういう時に頼りになるのが街の電気店で、蛍光灯をたった1本交換するだけのことでも、電話をすると、すぐに飛んできて、交換してくれる。夏の間、フル回転させたせいか、調子の悪いクーラーを見て欲しいと頼んだら、フィルターの掃除までしてくれたそうだ。やはり、「あなたの街の電気屋さん」は、頼りになる。

上野樹里主演で、現在、公開中の「幸福のスイッチ」は、以前、映評を書いたが、そんな街の電気屋さんを舞台にした、心温まるホームドラマだ。昨夜はテレビで、同じく、その上野樹里の主演する「のだめカンタービレ」も始まり、期待した以上の出来だった。