知人が今度高校3年生になるご子息の進路として、地元のFラン大学か専門学校を考えていて、どっちが人から見て良いのか?と聴いてきました。

世間体という観点から見れば、Fラン大学か専門学校かは難しい判断が難しいです

一般的には、一応4年制の大学を卒業していると、就職時の初任給は専門学校卒よりは高いです。しかし、社会人としての生活は約40年以上続きます。初任給の多少の違いなど、大した問題ではありません。単に卒業しただけでは社会で役立つ知識などは身につけません。

専門学校は実践的なスキルを身につけることができるので、その分、仕事に直結しやすく、実務面で有利になり、すぐに給与で大卒を逆転ということもあります。在学中に難しめの資格取得を達成しておくと将来の転職にも有利です。しかし、在学中に目指す専門職に関連する資格試験に合格しておかなければ、就職で有利になりません。資格試験の難易度によっては簡単に合格できるわけでないので、後になってFラン大学に行った方がマシだった。と後悔するかもしれません。

 

とりあえずは上記のような内容を回答しておいて、最後に私は以下のように付け加えました。

 

まだ受験まで1年あるので、何の努力もせずに入学できるFラン大学や専門学校という楽な選択はせずに、高校三年の1年間は、息子さんに対して、これまでにないほどの努力をするように説得してはどうか?

統計的には難しい大学を出ている人のほうが平均年収が高いですし、有名な大学のほうが待遇の良い大企業に入りやすいのも事実です。

 

若いうちに何の努力もせずに、テキトーな生き方をして、大人になって「給料がすくない、休みがすくない」と不満だらけの人生をを送るよりも、1年だけでもフルパワーでやってみたらどうか?

と親として話をしたらいいんじゃないか?と私は思うと伝えておきました。はい。