新卒で入った2次下請け専門の似非IT企業でのお話です。シリーズでアップしています。
これからIT業界を目指す学生や転職してITの仕事をしたいと考えている人も多いと思いますが、二次下請け専門の会社は避けるのが賢明です。
下請けの契約は、1人1か月〇〇万円という契約のため、どんなに能力が高くても大きな売上を達成することはありません。
いわゆる人月商売という儲からないビジネススキームです。
2次下請けなので、大手企業の仕事の一部をもらって仕事をするのですが、その仕事の一部をさらに3次下請けに出すこともあります。システム開発は同じ現場で集まって作業するので、3次下請けのオジサンが近くに座っていました。
そのオジサンが立場的には上の2次下請けの私の会社に不満があったらしく、文句のいいやすい私も含めた若手社員に対して暴言を吐いてきました。「あんたら何しとんや!あんたらのせいでワシらテストできんのじゃ!」といった感じです。
怒鳴られた女性社員は怖がって帰宅してしまいました。すぐに私の会社の上司に連絡して事情を説明。
翌日から、怒鳴ってきた3次下請けのオジサンはいなくなってました。
構造的に2次下請けのほうが立場が上なので、こうなってしまいますね。
弱い者たちが弱いものを叩くのです。ブルーハーツの曲が頭の中で響いていました。
このように人間関係においてもストレスが多いので、若いうちに修行のために入社するのはいいかもしれませんが、自社のプロダクトやクラウドでの月額料金をもらえるようなサービスを手掛けているIT企業への転職をお勧めします。はい。
以前、下記の記事でもアップした会社の話です。