勤務先のおかしな会社で数か月前に中途採用で入社したZさんのお話。彼は関西圏ではかなりレベルの高い国立大学卒ということで、お偉方が「優秀な人材が入ったんだ。Z君は○大卒だからねぇ。筆記試験もすごい点だったのよ。」と絶賛していて、将来はカスタマーサポート部の部長候補ということらしいです。
先日、そんなZさんから私をご指名で電話がかかってきました。
お客先の店舗にウチが独自開発した管理システムを設定中らしいのですが、画面でボタンを押しても動かないとのこと。なるほど、私はすぐに原因を予測しました。このシステムはWEBブラウザのGoogle Chromeを使ってアクセスしないと正常に動作しないのです。きっとFirefoxとか別のブラウザで使おうとしているんだなと。
Zさん:何度もボタンを押しても動かないんです。
私:WEBブラウザはGoogle Chromeですか?
Zさん:はい。グーグルです。
私:お客さんにGoogle Chromeをインストールしてもらいましたか?
Zさん:最初からグーグル開いてます。
私:間違いなく、Google Chromeですよね?
Zさん:はい。グーグルです!グーグルです!
私:ちょっとPC画面撮影してメールで送ってくれますか?
そしたら、案の定。Firefoxでした・・・
FirefoxでGoogle.comを開いていたんです。その状態でウチのシステムのリンクをクリックしてログイン画面へアクセスしていました。ビックリクリクリです!
時間ないので、お客さんの店舗のスタッフに「Google Chromeをインストールして使ってください。」と私から電話で伝えると、ご理解いただけたらしく。対応完了となりました。
それにしても、WEBブラウザという用語も理解できないなんて。
そしてカスタマーサポート部の若手社員に聞いてみたところ、Zさんには顧客先向けの設定マニュアルも渡してあるとのこと。マニュアルも読めんのか。とあきれつつ1日を終えました。
オカシナ会社の面接官は応募者のスキルも確認できないようです