さて、11日発売の新刊の説明をしていきます。

 

『ゼロから英語リスニングが面白いほどわかる本』のタイトルの通り、リスニングの入門書です。リスニングに苦手意識を持つ人や、低学年の内からリスニングを勉強したい人の最初の1冊を想定しています。

 

具体的に、どうやってリスニングを初歩から解説していくかというと、通常のリスニングの参考書はアウトプット、すなわち問題演習から入っているところを、本書ではインプット、すなわちただ聞き取りをする作業から入っていきます。

 

もっとも、問題演習をしなければ、実際のリスニングの点数は上がらないので、学習プロセスの途中で、アウトプット、すなわち問題演習へとつなげていきます。

 

本書で扱う英文はすべて、共通テスト、共通テストの試行調査からの抜粋になるので、本書をやり込めば、直接共通テストの対策にもつながります。

 

特徴の二点目は、『映像化の技術』を紹介した点にあります。すべての英文に映像化を助けるイラストを付けることで、映像化のヒントを施してあります。例えば、雨の話が出たら傘を頭の中でイメージ、雪の話が出たら雪だるまを頭の中でイメージ、晴れの話だったらさんさんと照り付ける太陽を頭の中でイメージすることで、話の流れが分かり、理解につながるので、リスニングの点数の大幅アップが見込めるようになります。

 

特徴の三点目が、全ページフルカラーの仕様です。これにより、最後まで飽きることなく勉強を続けられるので、本書を1冊やり終えて、リスニングの本格的な問題集に進むと良いでしょう。共通テストまで、まだ約2ヵ月あります。本書は、その気になれば2週間程度で終わるので、その後に共通テストのリスニング問題集に進んでください。

 

毎日聞く、かつ正しいトレーニングをすることで、必ずリスニングは得意になります。