瀬戸内海の生き物、アートのような錦鯉 | アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

アメリカの空から日本へ 第2の人生を始めます!

12年半のアメリカ生活を終え、2021年3月、日本に本帰国しました。NYC、ヒューストン、サンノゼ、シアトルと転勤を繰返した夫とともに、全米を旅した日々はかけがえのない宝物。これから日本で始まる第2の人生とアメリカの思い出を綴っていきます。

厳島神社から徒歩10分ほどで行ける宮島水族館(みやじマリン)は、親子連れに人気の場所。景観に配慮した和風建築です。

日本最大の内海である瀬戸内海の、豊かな生態系を探検することができます。

 

エントランスホールを入ってすぐ見えてくるのが、瀬戸内海を代表する海の風景「カキいかだ」。

カキのまわりを泳ぐ魚たちも見えます。豊かな海の恵み!

 

宮島水族館のシンボルとも言える、スナメリ。瀬戸内海唯一の鯨類です。

スナメリの親子がゆったりと泳いでいる姿に、いやされる。その笑っているかのような表情がかわいくて、じっと見つめていたくなります。

 

恐竜の時代よりはるか昔から地球上に生息していたカブトガニ。

約2億年前からほとんど形態を変えずに存続しているそうです。まさに生きた化石!

 

イイダコが、貝の中に隠れているそうです。

オレンジ色の物体は、瀬戸内海にも生息するサンゴ。花が咲いたように鮮やか!

 

展示は美しく、説明文も分かりやすいです。

水槽を美しく保つには、さまざまな努力があるのでしょうね。

 

見て回っているうちに、アシカのライブが始まるよ、というアナウンス。急いでライブプールに向かいます。

2匹のアシカが、お客さんに挨拶したり、輪投げやボールで遊んだり、とってもキュートで賢い。

大きくジャンプして、空中にぶら下がったボールをタッチ!

動物が芸を見せるのってなんだかかわいそう、と思うこともあるのですが、飼育員さんにぴったりくっついて、お魚をもらいながら愛嬌たっぷりに動く姿に、信頼関係を感じました。

 

ペンギンに触ることができるふれあいタイムは子供たちに人気。

ペンギンプールでは、飛ぶように泳ぐ姿や、ぼーっとたたずむ姿を見ることができます。

毛並が荒れて病気のように見える子がいましたが、どうやら換毛期のようです。その子のまわりにはぬけた毛がいっぱい!

 

見逃せないのが、2021年夏に新設された、はつこい庵

幻想的な照明の和空間に、鯉や金魚が美的に配置されています。水槽も凝ってる!

広島県は、錦鯉の一大生産地。「登竜門」と名付けられた水槽では、天空を目指す鯉の雄々しい姿を見ることができます。

 

四季折々のうつろいに彩られ、屏風絵巻のように配された錦鯉。まるでアートのような美しさ。

金魚の鑑賞はさかのぼること江戸時代から続いているそうです。

目がハート日本人は昔から、生き物を愛してきたのね。

 

宮島水族館の基本理念は、いやしとふれあい。

水族館の子たちがみな幸せでありますように🐙🐡🐟