日曜日のランチは、老舗の洋食屋さん「広亭タナカ」に行ってきました。
住宅街の一角にある、花に囲まれたエントランスが美しい。
店内はテーブルそれぞれに違う花が飾られ、上品で家庭的で、落ち着ける雰囲気です。
ランチメニューはスープ、ライス、デザートかドリンク付き。
最初に出されるトマトとジャガイモのスープは、毎日時間をかけてていねいにつくられています。
旦那さんとお兄さんは、ポークカツを注文。外側はさくっと、中のお肉はやわらかく、とてもおいしい。
自慢のデミグラスソースはあっさりめ、もちろん手作り。
デザートのバニラプリン、かわいい!絶妙の固さ、そしてやさしい甘さでした。
お義姉さんと私は、オムライス。具はプリッとした海老がはいっていて、家庭的な感じだけどさすがプロの味、絶妙の味加減。
どの料理も、家族経営らしい温かみがあります。
うちの母にも、食べさせてあげたかったな。
これは「追悼オムライス」。
この日は、5月に亡くなった母の納骨日でした。オムライスを食べて納骨に臨みましょう、というのは、お義姉さんのアイディアでした。
オムライスが大好きで、一緒に外食に出かけるときは、何としてでもオムライスを選んでいた母。
最後に食事したときも、デミグラスソースたっぷりの大きめオムライスを完食していたっけ。
おかげで私は「オムライスがメニューにある店」にすっかり詳しくなりました。
これからもオムライスを見るたびに、母のことを思い出すでしょう。
七夕の日に、父と同じお墓に入った母。これからも天国で、夫婦で仲良くね。